若手職人の絶望日記

京都で漆と木工の仕事をしている脱サラ職人。父は職人歴50年のガンコ者。絶望的な経済状況の中でおもしろおかしく生きていこうとする、希望にあふれた職人の生きざまをご覧あれ。僕はアウトドア漆器ブランド「erakko」を立上げ活動しています。https://erakko.jp/

職を捨てて旅へ出よ

旅の孤独な時間も愛するようになった先に待っていたものとは。 erakkoのコンセプトをじっくり掘り下げていきます。 少しでもみなさまのこれからの人生の過ごし方の参考になると幸いです。

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あの夏、私はゲル状になった気がした。 後編

新卒で入社した会社を2年ちょっとで辞めて自転車旅に出ようとした私。 真夏の出発を避けて涼しくなるまでの2ヶ月間を準備期間とした。 ダラダラと日々を無為に過ごしているうちに、社会とのつながりを失ったような不安感や孤独感は思いのほか大きくなっていった。 毎日家で寝転がっていると、ついには自分の存在そのものが曖昧でゲル状になったような感じがした。 なぜ当時の私はそのような気分を味わったのか。 理由は単純で、自分自身でも「社会的身分のはっきりした自分」しか知らなかったからだ。

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あの夏、私はゲル状になった気がした。  前編

最近、今さらながら「あれはそういう事だったのか!?」と思った事がある。 それは、「テレワークに不安感や孤独感を感じる」という声がある事に関してだ。 (昨年の春くらいに見たテレビの情報なので今は別になのかもだけれど) その「不安感」についても色々なパターンがあるようだが、 「コミュニケーションや評価に対する不安や孤独」 という項目が結構な割合を占めているという事にハテナが飛んだ。 「これまでと違うやり方で仕事が出来るのか?」という意見はわかる。 「仕事とプライベートの切り

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移住の記録

【漆工房は今まで通り京都市山科区に。木工房を南丹市八木町に移す二拠点移住の記録】

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ウッドデッキを作ろう 〜準備編〜

和室の縁側を拡張して薪ストーブを設置するためのウッドデッキ作り。 どうやって作ろうかと考えていたら、知り合いから不要な木製パレットをもらえる事になったので活用する事にした。 もうほとんどウッドデッキの形をしているので、土台に載せるだけで完成しそうではないか。 週末に滞りなく作業できるよう、下記の資材を事前に用意していった。 ・防草シート 費用:メーター単価100円×2m=200円 用途;デッキの下から生えてくる草は刈り取りにくいため、シートを被せて生えないようにしてお

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そうだ、ウッドデッキを作ろう 〜きっかけ編〜

工房移転先となる小屋は4畳半の板の間と、6畳の和室の二間からなる。 この小屋は木工作業場とし、寝泊りや炊事などは全てお庭に張ったテントでするつもりであった。 部屋が少し薄気味悪いという理由もある。 しかし、6畳の和室の床下を修理する際に古いタタミをどかすと、それまで感じていた薄気味悪さが少し和らいだ。 床を直して合板を敷いて掃除すると、さらに和らいだ。 草むしりを終えたある日の夕方、お庭にテントを張るのをやめて和室で寝る事にした。 そうと決まれば、薪ストーブを縁側に

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薪ストーブ設置 〜二拠点の記録〜

工房移転先で憧れの薪ストーブを使う日がやってきた。 ホンマ製作所の、時計型薪ストーブ1型というやつである。 素材はステンレスと鉄から選べるが、価格の安い鉄の方である。 錆防止のために黒の耐熱塗料をスプレーする。 煙突もスプレーする。 煙突の高さが足りない事に気がついて、最寄りのホームセンターに買い足しに行く。 しかし、後からスプレーするのがめんどくさくなってそのまま使用する事に。 セットで使おうと、ネットで同時に購入していた3メーター角のテントに入れてみる。 おおい

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はじめての 【後編】 〜二拠点の記録〜

マイナス7℃を記録した夜も、小屋の中にテントを設置して厚着したら寒くて眠れないという事はなかった。 午前6時にセットしていたアラームが鳴る。 朝がやってきた。 そして、ほぼ同時に朝の習慣もやってきた。 「オナカイタイ、、、」 それも突然ドシンと押し寄せて圧迫してくるタイプのものであった。 この小屋には別棟にボットンのトイレがあるのだが、町の人に聞いたところ「使える状態なのかわからない」との事なので使わないでおく事にしていた。 私は大脳皮質が提示してきた複数の選択肢で

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嗚呼、職人の絶望日記

京都で漆と木工の仕事をしている脱サラ職人。 父は職人歴50年のガンコ者。 絶望的な経済状況の中でおもしろおかしく生きていこうとする、希望にあふれた職人の生きざまをご覧あれ。 アウトドア漆器ブランド「erakko」を立上げ日記など。

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発熱、、、もしや、、、

漆や木工の職人仕事とは別に毎週金曜日は某所で働かせてもらっていて、今朝到着してすぐ体温を測ったら37.4度で、「あれれ!?」となって測り直したら37.7度だった。 「僕はバイキンマンかもしれません」と自己申告して、このご時世なのですぐに帰宅する事になったのだが、なんか変だ。 家を出る時だって体調に変化は無かった。 それに、あまりにも自覚症状がなさすぎる。 咳やクシャミが無いのはいいのだけど、発熱してる感じもまったくない。 頭がボーッとしてるような気もするが、思えばボーッと

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フランス人、来たる

事のはじまりは今年の2月に送られてきた一通の電子メールであった。 フランスの学生を名乗る人物から届いたそのメールには、大まかに以下のようなことが記されていた。 「私はフランス、パリにあるエコールブール工芸学校に通う学生です。 塗装技術を先行しており、日本の漆塗りにも興味があります。 半年くらいインターンシップを希望します。」 いきなりやな!と思ったが、特に断る理由もなく、話のネタにでもなればいいかと思って条件付きで返事をした。 「給料は払えない。住む場所の手配はできない

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エッセイ第二弾

おひさしぶりーふです。 旅と手仕事にフォーカスしたウェブマガジン、「tabitote」さまで連載中のエッセイの第二弾が公開されました。 ぜひご覧ください! https://tabitote.com/erakko2/

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職人ウェブサイトの制作はじめました。

どうも、10数年ぶりにバスケットボールをしたらあばら骨にヒビが入った感じの柴田漆工房の弟子です。 冷夏の影響か世間ではじまっているであろう冷やし中華の噂もあまり聞かない今日この頃。 わたくしは、ホームページはじめました。 マイブランドであるerakkoのホームページを作るために学んだスキルを活かすことにしたのです。 これまでも小遣い稼ぎ程度にちょこちょこと依頼をいただいてホームページを作ってきましたが、モノづくりする時間との兼ね合いが難しくあまり受けないようにしてまし

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