ふいにコッポラに想いを寄せてみる

イラストワークのために、水木の日中は営業を休んでいるのだが、家に引きこもってイラスト描いてると、どうしても外部の音がほしくなり、ただ、CDを出し入れするのも手間なので、申し訳ないが某動画サイトで適当にだだ流しにするのだが、思わぬところでカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲が入ってきて、しばらく我慢していたのだけれど、「あーーー…これはもうあかんわ」と、検索してしまった…

ゴッドファーザー3のラストシーンである。


酷評を受けたコッポラのゴッドファーザー三部作のラストだが、私は大好きなのだ。(ちょっとクサいなー時代かなw)てシーンもあるが、それはそれで。

見えぬ怒りを死でおさめる前二部からしたら、ひたすら後悔があちらこちらで見えるマイケルの思いを伏せながらファーザーとしての務めを果たしてからの、あの銃撃シーンで流れるのを小学生の時に見て(その時がゴッドファーザー初体験)、あの演奏にこのラストのマイケルが嗚咽を漏らすまでの息がつげないほどの感情をなんといったらいいのか…対してのケイの娘を想わぬ形で失ったどこに向かっているか行方不明な叫び声がバックで鳴り響いて、思わぬ映像美に未だに涙が止まらない。

なんやかんやというても、あの3部目を作ったことで、ほんとうに時代をバトンタッチする、という定義が見え、改めて素晴らしい作品だなーーーと思いの丈を綴ってから、また絵仕事に戻らないと…

叫ばずにいられなかった。誰の為でもなく、ゴッドファーザーすきだーーーーーー!と言いたかった私のために(笑)

ああどこかでゴッドファーザーdayつくらなあかんわ…

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