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カフェ物語#8 真の強者、此処にあり-raccoon-

カレーが急に食べたくなった。

そういう時があなたにもないだろうか。僕は特にカレー好きという訳ではないのだが、無性にカレーが食べたくなる時がある。

別にカレー屋の前を通った訳でも、CMで美味しそうなカレーを見た訳でもないのだが。


カレーといえば神田が思い出されるが、僕にとって「じゃあ神田に行こう」という選択はあまりにも単純なため、もっと違うカレーの美味しいところに行きたいと思った。

スマホで指を走らせて検索してみると、西荻窪が隠れカレーの激戦区と言われていることを知った。「じゃあ西荻窪に行こう」


いくつもカレー屋はあったが、今回はraccoonというお店に行くことにした。なんでも、無くなり次第販売終了のカレーらしく、それはぜひ食べてみたいと思った。

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店舗情報https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13207559/

外観は落ち着いたお洒落なカフェのような出たちで、僕のカレー屋のイメージとは少しかけ離れていたものだった。

店内に入ってみると、やはりカレー屋というよりカフェというワードが似合う内装だった。

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白を基調とした優しい色合いのデザインで、店内に置かれているクッションや椅子、ソファーは柔らかく、居心地がとても良い。座席が少ないため、他の来店者の声も気にすることなく、ゆっくり食事を楽しめそうだ。

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カレー粉が綺麗に並べられており、丁寧さがここからも伝わってきている。少し薄暗いため、1人でじっくり空間を楽しむのにはもってこいだろう。


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注文したのは、ポークカレーとハーフアンドハーフ(野菜カレーとポークカレーのハーフ)

その他にも人気のスイーツがあるらしい。お腹が大丈夫だったら頼んでいただろう。

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まずポークカレーが届いた。雑穀米とホロホロのポークが相性抜群。辛さも中辛程度で、非常に食べやすかった。ライスの上にのっているゴーヤもシャキシャキで、普段食べない野菜を食べれて少し嬉しかった。

健康を意識したカレーなのだろう。全く自分に罪悪感はなかった。


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野菜がプレートの半分を占めるハーフアンドハーフもオススメしたい。

グルテンフリーのカレーで、小麦粉を使っていないため消化に時間がかからず、お腹にも優しいカレーだ。人気の理由の一つだろう。

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グルテンフリーのおかげか、この空間の居心地のよさのおかげか、清々しい気持ちで店を出た。

カレーの隠れ激戦区というだけあって、非常にレベルが高く、また来たくなるお店だった。他にも素敵なお店は多いだろうが、暫定1位はもちろん、隠れカレーの激戦区のトップオブトップとして僕の中で君臨し続けるだろう。

(※この物語はフィクションです)

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