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最後まで負けなかったチームが勝つんだ

『あひるの空』でのこんなやりとり

監督 『薮内オマエー、バスケでどうやったら勝てるかを理論的に説明できるか?』 

薮内 『えーと ものすごく頑張る ミスをしない 努力する』

監督 『ブー ハズレ』

監督 『「説明できない」が正解

勝つということ自体不確定なものだからだ

だが反対語の「負ける」は容易に説明ができる。

努力を怠る
向上心をなくす
あらゆるマイナス要素が負けに直結する

毎日死に物狂いで練習しているのは勝つためじゃない

負けないためにやっているんだ

勝負に多分も絶対もない

最後まで負けなかったチームが勝つんだ』

               あひるの空 30巻より


勝負に多分も絶対もない

 
世の中には成功法則と言われるものが溢れています。

ノウハウよりのもの、本質よりのもの
たくさんたくさん発信されています。

『成功するためにこれをすればいいい』

って心に響きやすいし
実行するためのタスクもわかりやすいことが多いですから。

なので、成功体験や法則は発信されてはいますが

必ず成功する、なんてことはありえないのです。

だって
『勝つということ自体不確定なもの』
なのですから

勝つということ自体不確定なもの

成功者の体験談だって
どこかに必ずたまたまや
リスクととった行動があります。

そう、成功なんてたまたまなのです。
 
 

だからこそ『負けない』ために頑張ること

積み続けることが必要なのです。

マガジンで連載していた2010年にこれを読んでから
お店のうまくいく理由だけでなく
失敗した理由、潰れた理由を探し続けました。
(この時は自分でお店を出すつもりで)

畑村 洋太郎さんの『失敗学のすすめ』
にも書いてありましたが
失敗事例は蓋をされがち
表にでてきにくい傾向があるので
お店が潰れた理由を集めるのは
成功したことよりも情報を集めるのには苦労しました。
 
 
 
 
 

それでもそれを積み続けることが
限りなく『勝ち』に近づく行為なのだと思います。
 
 

なんというか
ひたすら0,999999999・・・・を書き続けて
限りなく1に近づいていくことのような
 
 
 

遠回りこそが最短の道だったような
 
 

**失敗事例を集めるって実は精神的に結構キツかったりするんです

 **

『失敗した理由を潰す』

それのみをひたすら10年積み続けてできたのが
 
一番最後にリンクを貼っている

『事業計画書作成サポート』

です。
  

なんですが

精神的には決して楽じゃないんです。

だって周りは

『こうすればうまくいく』
『だから稼ぐことができた』
『これで私はうまくいきました』
『成功者からはこう言っている』
『一流企業(マッキンゼーやらディズニーやら)から学んだ~~の方法』

で溢れてますから。

現にそれを実践して上手くいくことだって
少なくないのですよ。
私だって読んだこともありますし
大いに参考にさせて貰いましたし
なにより、結果が出た時の実感値が大きいですから

成功体験ってやつですね。

あれは麻薬ですよ。

 

負けないために頑張る、という行動

その華やかな成功系の体験や情報も取捨選択しつつ
地味地味な失敗事例を地道に集めて続けるのって
精神的にくるときがあるんですよ(笑) 


なにが地味って
失敗理由って結構被るんですよ 

なので『またそれか』と。

新鮮味に薄れてくるです。

でもね。

その新鮮味が薄れるって
言いかえれば
多数の人が同じ箇所で失敗している
ということなので

『ここが躓くことが多いポイント』

と認識し

そのポイントが増えていき

それを回避することで

成功は一歩一歩近づいてくるんですよね。

 

その近づいてくる足音を心の支えに
積み続けてできたこの
『事業計画書作成サポート』が
 ありがたいことに今一番お客様に
ご利用いただいているサービスです。

元々は融資申請用に作ったのですが
それに今まで集めた事由すべてを付け加え続けたら
気が付けばwordで30P強+Excelの
作る人泣かせのとんでもない量になりました。
(クライアントさん、いつも泣いてます(笑))

 
 

たぶんこれからも量は増え続けます。

そんなことを思いながら
下の紹介ページを書きました。

感情的になりすぎて
何回
いや何十回文章を削ったかw


なので削った感情の一部を
noteに残すことにしました。



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