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【カセットテープ】が僕と音楽の距離を縮めた夏。

突然ですが・・・。カセットテープにはまりました。夢中です。

前から言われていることだけど、最近、情報に対しての自分たちの感じ方、処理の仕方が早い。
本当に早い。

そう感じたのは、自分の大好きな音楽に対しての接し方が変わってきたと自身が実感し始めたからだ。

もちろん、それはサービスや、デバイスの変化によって接し方も扱いもコンテンツの存在も変わるのだけど、
盲点があった!!!

僕はDJをします。で、もちろんのことなんだけど、曲を覚えていないと慌てる。覚えようにも膨大なデータの中から曲名とメロディだけで覚えていくのでCDをセットしたり、レコードプレーヤーで針を落として聴いていた時代に比べると、圧倒的に、「音楽を覚える」付加要素が減っているのがわかるのです。

大学時代、僕はマイベストMDを編集して、配り歩き、自分でもセレクトして聴いて、さらに、ポーダブルCDプレイヤーと20枚くらいのCDを持ち歩いていて、構内で聴いていました。

自宅に帰れば、ほぼレコードで所持していたので3000枚ほどあるレコードの中から、針を落とし、聴いていたので、音楽に対する記憶がビジュアルから入っていたんです。

それがi podの登場で、たくさん持ち運べるメリットを手にした僕は、曲名を覚えることができなくなりました。そして、簡単にスキップしてします。

これが一概に悪いわけではなく、生まれたのが「プレイリスト文化」です。
それは、好きなものだけを編集する。ではなく、プレイリストを作成することにより、個人のアイデンティティを簡単にSNSやメッセンジャーで誰かに伝えることができるようになったというものすごく大きな転換だと感じています。

でも、そのおかげで記憶が苦手になりました 笑。
そして、1つ1つの音楽に対しての関わり方の濃度が薄れたような気が最近してしまっていて。

作品よりも、現場での体験が受け入れられる今では、ライブ空間での出来事が音楽に対する最大の体験かもしれません。でも、それも作品ありきだと思います。

もうね、弊害。ストリーミングサービスで聴いているので買った気になり、フィジカルを買い忘れていたり、気がつかずに同じレコードを2枚買っていたり。

そこで、カセットテープに手を出しました。

これがまた良かった!
早送りも少しめんどくさいし、基本流しっぱなしにしている。そして、あんまり音質が良くないので、ラジカセから流れてくる音源に耳を傾ける。
ざらついた音に対して、接し方がいつの間にか丁寧になるんですよ。

作品との関わり方を考える上で、ザッピングしながら多くに触れる。も大事だけど、やっぱり誰かが命を削り作り上げた作品には敬意を示して触れていく時間。
これを「贅沢ですよ」と言われるけれど、そうじゃなくてもともとそうだっただけで。

改めて、芸術には自分のペースで触れていくことがいいんだなーと思いました。

あと、「マイベストテープ」を友達と交換すると2019年、案外楽しいぞ!

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DJや舞台、夏フェスのディレクションやコミュニケーション、サービスデザインなどをするクリエイティブディレクター的なお仕事をしています。noteは好きなものを好きなように思ったことを書いています。 twitter https://twitter.com/dsk0921
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