増田ダイスケ

DJや舞台、夏フェスのディレクションやコミュニケーション、サービスデザインなどをするク…

増田ダイスケ

DJや舞台、夏フェスのディレクションやコミュニケーション、サービスデザインなどをするクリエイティブディレクター的なお仕事をしています。noteは好きなものを好きなように思ったことを書いています。 twitter https://twitter.com/dsk0921

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    だいたいの音楽や演劇やどうでもいいただの普段の散文。

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音楽雑談集:別冊サテツマガジンサウンドトラック

【新刊のご案内】 サテツマガジン5冊目は音楽についての本です。別冊サテツマガジン:音楽雑談集 サウンドトラック とてもラフな音楽の雑談集です。 きっかけはジャズ喫茶の副店長をしているのですが、なんか、「語りたい人」が好きとか嫌いとか愛しているとかではなく、持っているとか持っていないとか、値段とかの話になっていくのが少し嫌で、「いやいやいや、どうでもいい音楽の話が楽しいでしょうに」と思って、ただ、推敲もせずに、ダラダラと音楽話をしていたら結果、色々な場所に落とし込まれてい

    • そこにある場所:レコード店の映画・OTHER MUSIC

      【きっかけとなる場所】 ニューヨークのレコードショップ、Other Musicのドキュメンタリー映画。 2016年6月に閉店してしまっていて、今はもうない。 人には「集まる場所」と、「何かのきっかけとなる場所」等ものがある。 僕にとっては、生涯の友人に出会うことができたクラブやライブハウス、書店かもしれない。 ニューヨークのこのお店は映画を見る前は、単なる大型店では扱わないインディーズや海外の音楽を紹介し、埋もれた名作を発掘したレコード店「イケてるレコード店」という認識し

      • 【Live】KUDARANAI 1NICHI AUTUMN TOUR 2022福岡で開催します - 2022/10/8(sat)

        2022年10月8日(土)、福岡、大名のライブハウス秘密にて バンド、くだらない1日の秋のツアー、福岡ライブが開催されます。 主催はサテツマガジン編集室で行い、新刊の音楽本、 『サウンドトラック』の発売記念イベントとして開催します。 東京からは、くだらない1日と7/22にニューアルバムをリリースするとがるが出演します。 https://www.youtube.com/watch?v=E_v0U1Ja06c 「こんなランナップのライブイベントがあったらいいな」というバンド

        • 【Live】KUDARANAI 1NICHI AUTUMN TOUR 2022福岡で10/8開催 - 本発売記念&ツアー

          2022年10月8日(土)、福岡、大名のライブハウス秘密にて バンド、くだらない1日の秋のツアー、福岡ライブが開催されます。 主催はサテツマガジン編集室で行い、新刊の音楽本、 『サウンドトラック』の発売記念イベントとして開催します。 東京からは、くだらない1日と7/22にニューアルバムをリリースするとがるが出演します。 フライヤーを手にした方はまず以下の動画を見てください。 チケット予約ページは動画下からリンクできます。 すぐに予約したい人はこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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        音楽雑談集:別冊サテツマガジンサウンドトラック

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          世界の始まりとそれはある意味での別れと出会の繰り返し

          突然のことだったけれど、東京から大分に引っ越した。 縁もゆかりもない九州に引っ越すと言ってみると、周りの人たちは「ええ!?」と驚いたり、 「なんか移動していく人らしいね」って言ってくれたりして、驚きの中でたくさんの応援をしてもらった。 新しい暮らし。それは、期待が40%で、不安が20%で、それを感じるまでもないまでに、これまでみたことのなかった世界が視界で慣れていくまでの 通り過ぎていく時間が一瞬にすぎていく余裕のなさが20%くらいで、ルーティンの作成時間が20%くらい。

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          「シティポッププレイリスト大会」開催 サテツマガジンは音楽で遊んでる

          ※注:雑です 月初ですね。 唐突ですが、サテツマガジン編集部は、本を作っていません。今は。 最近は、みんなでテーマを持ち寄り、プレイリストを作ってそれぞれの感性を知りながら、おしゃべりしているという時間を過ごしています。 去年、3冊も作ったんで、こんなもんです。 「シティポップ」プレイリスト大会が開催されました。 最近、流行っているじゃないですか。「シティポップ」。 ウィキペディアを読むと と書いてあります。 中古レコード店に行っても、それなりのお値段がします

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          演劇:人間関係の二人芝居「実弾生活デュエル2」の楽しみ方 - ビジネスやマネジメント視点で演劇を見て感想を考える

          12月8日から開幕した、連作短編二人芝居 実弾生活デュエル2ですが、早いもので残すところ、あと4公演となりました。 12月11日の公演は一部売り切れがありますため、実際に「飛び込み」含めて会場観劇の機会はあと3回です。 さて、舞台公演などでよくある、アンケートやSNSへの感想をください!という主催側からの勝手なお願いですが、今回の作品、もしかしたら上手く感想にまとめられない部分があるかもしれないと思っています。 投げっぱなしで「言ってください」というのも親切ではないので

          演劇:人間関係の二人芝居「実弾生活デュエル2」の楽しみ方 - ビジネスやマネジメント視点で演劇を見て感想を考える

          じゃない方の東京

          ある日突然、自分は大人になってしまったなと感じることがある。 やりたくないのに、自己紹介を肩書きで言い出してみたり、好きなものを喋っているつもりが、いつの間にか交友関係の話題にすり替わっていたり。 ここ2年くらい、在宅勤務で外に出ないことが多くなると、つい、人との触れ合いを閉じられた世界に向けてしまうことがある。 明日の話よりも、昨日の自分を誰かと共有したくてたまらなくなるのは、それは今の不安への裏返しのような気分になる。 街を歩くのが好きだ。たまに本であったり、どこ

          じゃない方の東京

          世界のはじまり

          想像して見てほしい。例えば、自分が最も心の拠り所としていて、「いつまでも永遠に続いて欲しい」と思ったものがある日突然この世から消えてしまったとしたら。 映画、「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」を見た。 1980年代にイギリスに現れたバンド、「ザ・スミス」が解散するとニュースで知ったアメリカ、デンバーの若者たちの一夜を追いかけた青春音楽映画だ。 登場する人物それぞれが、自分自身の葛藤や、物足りなさをスミスの歌詞に向けていく。 自分のアイデンティティの全てが、その

          世界のはじまり

          僕たちはみんな大人になれそうでなれなくてもなるんだよね。

          人との出会いのきっかけは言葉だったり、音楽だったり、服だったり、出来事だったり、職場だったり色々な出来事から起きると思う。 つまりは、意図していない偶発性からなるものかもしれない。 これまでの人生は、だいたいがそうで、意識的に人を集めようだなんて、そもそも、仕事での採用活動だとか、何かしら目的と空席があった場合ってくらいでさ、なんとなくそこには利害関係やお互いの目的意識があるんだよなって思ってた。 相手と出会った瞬間に、だいたい共通することがある。 それは言葉にできな

          僕たちはみんな大人になれそうでなれなくてもなるんだよね。

          家庭教師が欲しいと大人になって思った-ニュースとサブカル家庭教師しあいませんか

          最近思うんですよ。家庭教師が欲しいって。 とはいえ、家に来てもらう必要もなくって、週1時間くらいオンラインで喋るとかでいいんですけど。 大学に行きたいんですけど、その時間はなく・・・昨年からメンター的に相談に乗っていた学生が就職が決まったりしたので、自分が能動的に知らない情報にアクセスしていきたいと思いました。 ▼なんで欲しいのか 率直に言うと、社会の普遍的な情報を手に入りにくくなったからです。 新卒で報道機関に入り、その後、大手出版社に入った後に広告業界でお仕事をし

          家庭教師が欲しいと大人になって思った-ニュースとサブカル家庭教師しあいませんか

          カメレオンになるなよ

          服が好きだ。なんだか、どんな自分にも着る物ひとつでなれる気がするし、 Tシャツのデザインひとつで自分のアイデンティティ、考え方を伝えることができる気がする。 何より、気分転換に装いを変えることで、少し違う自分になれる気がするからだ。 よく、xx(どこどこ)のブランドの何々を着ているので、だとか、xxを持っているだとかいう声を耳にすることがある。 そういう場合、なんとなくその時の彼らに似合わないけれど、それを着ていることが一種のステータス的な感じで優越感に浸ることもできて

          カメレオンになるなよ

          茜色の空を聴きながら

          ​​夕暮れ、ゆりかもめから見える湾岸の景色は、すっきりと晴れ渡った秋晴れの土曜日おなごり惜しむかのようにゆっくりと茜色に染まっていった。 今まで、何度も乗っては数えきれないくらいの思い出を運んでくれたゆりかもめからの光景は、当たり前のように東京での暮らしの方が地元での生活よりも長くなった自分の目から少しだけ、新鮮さを失いつつある景色。 ゆっくりと下降してゆく飛行機を目で追いながらも視界に入るビル群、東京タワー、レインボーブリッジを初めて見た時に覚えた「真新しい場所」としての

          茜色の空を聴きながら

          よくわからないほどよくわかるし

          僕、あまり得意ではないのです。 Youtubeでいきなり発表とか何かの数を稼ごうとするとかそういうの。 お互いわかっていればいいじゃんとかで多分、知らないところで勝手なイメージや憶測を保たれて自分が損するタイプ。 苦手だったんだよな。 「発信しないことは何もしていないのと同じだから」とか言ってくる人とか、プロフィールに経歴書かないでSNSやる意味あるんですかとかそういうの。 身近な友達とか、近所の人とか、大事な仕事仲間とか、親族とかそういう人が幸せになっていて、楽し

          よくわからないほどよくわかるし

          ワーケーションと言いたかっただけ←

          どうでもいい時間を過ごしています。 少し、やることが多くて、一通り終わったところでのんびりとしたいのですが、いや、しているんですけど、スケジューラーのアラームと無縁の時間がいかに必要なのかと実感しています。 この間の話。 適当に本を駅で買い、思い立って電車に乗ることが好きです。 過去にお付き合いした方は大体めんどくさそうに見ているのだけど、そういうものです。自分は。 3週間くらい前ですか。朝一で奈良に行こうと思い立って、宿を予約して、意気込んで寝ました。それは布団は暖

          ワーケーションと言いたかっただけ←

          【身近な友情と人間関係のzine】サテツマガジン vol.4 - イケてるともだち完成しました。

          ZINEを作りました。 今年3冊目の発売です。 【サテツマガジン vol.4 - イケてるともだち】 ふと、物事を発信するときに、対象が広すぎたり、大きすぎたり、不特定多数に向けたりすると、どうしても難しいことや、強めな声を出しがちです。 そんな中で、きっと身近な人には色々な眼差しや優しさや大切な出来事が誰にでもあるのかなと思い、お話を聞いてみたい人たちに執筆いただいた22の物語集です。 大切な人のこと、人間関係への価値観が色々なエピソードとともに詰まっています。

          【身近な友情と人間関係のzine】サテツマガジン vol.4 - イケてるともだち完成しました。