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悲しみの感情にはどう対応する?ストレス解消方法《CAの教訓》

こんにちは。《CA.jp》編集担当スタッフです。

先日、「“自分の機嫌をとる”のが上手な先輩たち」という記事を書かせていただきましたところ、けっこうな反響をいただきました。

私のように?自分の機嫌をどうやったらうまくとれるのかを考えておられる方が多いのかもしれないと私が励みになりました。

この記事では、自分の機嫌をとることとよく関係している「ストレス解消方法」について、「悲しみの感情」をテーマに考えます。

客室乗務員やグランドスタッフもそうですが、肉体労働でもあり感情労働でもあるお仕事においては特に、業務中に自分の感情は表に出せず、例え悲しい出来事に直面しても歯を食いしばって一旦、飲み込まなければなりません。

お客様からクレームを受けた時、心にもないことを言われた時、自分の失敗、先輩からのきついお叱りなど、人により様々な要因が考えられますが、お仕事が終わって急に電池が切れたように悲しくなって涙が止まらない、なんてことを経験したことがある人も少なくないようです。

もちろん、客室乗務員やグランドスタッフに限ったことではなく、当てはまる職業はたくさん存在しています。学生の方なら、アルバイトでそのような経験をされたことがある方も多いかと思います。

(また少し話が変わりますが、就職や転職活動中の方も選考が上手くいかずに悲しい・悔しい思いをして、帰宅後にスイッチが切れたように大号泣したとのご相談もよくいただきます。)

ただ、そのような状況になった時に、いつまでもその悲しい感情を引きずってしまうのも問題です。

でもだからと言って、気分を紛らわせるために何か無理に楽しいことをしようとするのも実はストレスがかかってしまいます。楽しいことですぐに気分を切り替えられれば、もちろんそれに越したことはありませんが、そうでない場合もあります。

普段なら楽しめることが楽しめなく場合も多く余計なストレスを感じ、反動でさらに悲しくなってしまうことも。

なので、悲しい感情になった時は、むしろその感情に浸ってみる、身を委ねてみるのもよいのではないかと感じます。

例えば、悲しい映画やドラマを観て思いっきり涙を流すというように、あえて「涙を流すこと」を意識的にやってみると案外すっきりするものです。

そもそも人間が悲しい時に「涙が出る」のは生物学としても意味のあることなので、その感情に反する行動がストレスを生むのも自然なこと。

見て見ぬふりをすることなく、無理したり強がったりすることもなく、ただその感情を認めて受け止めてみる。

大切なのは、悲しい感情に浸る・身を委ねる際には、実際に自分の身に起こった出来事とは別の対象に目を向けて発散することです。

映画・ドラマ・本は、手軽にできるのでおすすめですよ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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