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【JAL CA】OGに聞いた、受験や仕事のあれこれ#3

#1、#2に引き続き、JALで客室乗務員を約6年間勤めたWAさんに、産休育休のことや感じたことなどを振り返り、執筆していただきました。
現場で働いていた方の生の声をぜひ、お楽しみください。

#1、#2 はこちらです。よろしければ覗いてみてくださいね。

国際線フライトの日々→結婚

みなさま、お久しぶりです。
私は、JALに既卒入社し、客室乗務員を約6年勤めたWAです。

今回は #2 の続きとのことで、国際線フライトや産休育休のことについてお話しします。

当時、先輩方に比べるとまだまだだった私ですが、「国際線フライトもだいぶ慣れてきたかな〜」と感じていた5年目のこと。

社内ではまだ若手だった私ですが…当時のチーフの方針もあって、国際線で後輩への指導も行うなど、だいぶ業務やステイ先を楽しむ余裕も出てきた頃のことです。

私は当時お付き合いしていた方と結婚。

その後、妊娠が発覚しました。

妊娠→休職して感じたこと

客室乗務員は、なんだかんだでかなり体力勝負のお仕事なので、赤ちゃんを授かったことがわかった時点で、身体のことを配慮しフライトをお休みすることになります。

JALでは「産前地上勤務制度」といって、妊娠がわかってから産休を取得するまでの期間、地上勤務に就ける制度もあります。

航空会社の中でもこのチョイスがある会社は少ないそうなので、選択肢があることはありがたいなとつくづく感じました。

私も管理職の方から「産前地上勤務制度」の利用をご提案していただきましたが、私の場合は残念ながらつわりがひどかったので、その選択には至らず…産休を取らせてもらうこととなりました。

客室乗務員はやはり女性が多い職場であり、客室部の上司(管理職にあたる先輩方)も女性がとても多いです。

そのため、妊娠や出産などのライフイベントに関することに対して、理解してもらいやすく祝福してもらえるムードも強いです。

正直、それが「普通」だと感じていた私ですが、ママになりそれは「普通」ではなく、恵まれた環境だったことがよく理解できました。(ママ友の中には、産休取得で嫌味を言われた人もまだまだいたようなので…)

私は本当に恵まれていて、理解してくれた先輩方には感謝しかないと改めて感じています。

今日はここまで。
今回も最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

私の経験がエアライン業界を目指す方のお役に立っていれば嬉しいです。

✈︎

『【JALCA】OGに聞いた、受験や仕事のあれこれ#4』に続く…

(文:WA /編:CA.jp 編集担当)

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