福原悟史 | GLOSA ORGANIC

株式会社GA代表。オーガニック食材専門店GLOSA ORGANICを関西で数店舗経営…

福原悟史 | GLOSA ORGANIC

株式会社GA代表。オーガニック食材専門店GLOSA ORGANICを関西で数店舗経営してます。(芦屋/苦楽園/六甲/岡本) 廃校になった小学校を活用しての商品開発や野菜作りもしてます。日本一のオーガニックブランドを作り、食で地方を元気にします!

最近の記事

GLOSA畑での野菜作り

今年も僕の地元での野菜作りの活動が始まりました(3月末)。 今年はそこに加えて篠山での野菜作りの活動も開始します。 地元宍粟市での野菜作りで考えている事 僕福原は上記の写真の通りわりと田舎な環境で育ちました。 家のすぐ裏は山。向かいの山まで300mも離れておらず、その間に川(揖保川)と田んぼが(小さく)広がっています。どんなところかと言うと、小学校の時の同級生は18名。狩猟の解禁になると通学途中で鹿が吊られていたり、友人の家に猪が飼われていたり(たぶん食用)、隣の家のおじ

    • お店の原体験

      お店作りやお取引先の関係性において自分の原体験があるんだなと最近思い出したので書き出しています。 僕の家系は公務員家系というか、おじいちゃんは電力会社・両親は教員をしてて両親の兄弟もほぼ公務員だし商売をしている人が周りにいな環境で育ちました。 大変田舎なところで育ったので商店がほぼ無く、その当時最寄りのコンビニは車で30分、最寄りのマクドナルドは車で1時間でした。 近くにあるお店というと小さな個人の食品店が一つとAコープという農協がやっている小さなコープがあるくらいでした。あ

      • 商品選びの基準

        最近GLOSAではアルバイトメンバーも含めた全員に座学研修を行っています。主には店舗運営の事や商品・作り手の紹介などが多いのですが、改めて伝える事の重要さを感じましたのでこちらにも書かせていただきます。 仕入れさせていただいている商品の基準を明記すると以下となります。 GLOSAのお取り扱い基準 ■お野菜 ・関西中心の西日本産または北海道産 ・堆肥などで土づくりを行い、有機質肥料の質や量が適正で健康に育っている事 ・栽培期間中、基本的に農薬・化学肥料の不使用または有機JA

        • グルテンフリーに関して考えている事

          おはようございます。GLOSAの福原です。 今日3/13はマスク無しの日常に戻る日ですね。着けているのがストレスなので助かります。 GLOSAでは何年か前からグルテンフリーのお菓子。つまり米粉のお菓子を販売していますし、ここ1年はそうしたお菓子の自社開発にも力を入れてきました。健康感度の高いお客様からのご要望もあるというのもありますが、なぜこうした商品に力を入れているのかを書いてみたいと思います。 1, お米が体に合う 2, 小麦が日本で広まった背景 3, お米作りを応援

        GLOSA畑での野菜作り

          農産物の栽培

          GLOSAでは(というかまだまだ福原個人が)農産物の栽培を何年か前から少しずつ始めています。自然栽培でお米を作ったり、昨年からは同じく米糠のみを使い農薬不使用にてジャガイモの栽培を小さな面積で始めています。 出来上がったジャガイモはGLOSAの店頭やお弁当などのお惣菜としてお届けしていく予定です。 今年も4月にジャガイモを植え、先日草刈りをしてきました 廃校になってる小学校を活用しての味噌作りのプロジェクトもそうですが、農産物の栽培もこの地域の活性に繋げていく為にやってい

          地方を元気にする商品作り

          僕の故郷は、兵庫県の中部に位置する宍粟(しそう)市の最北部にあたります。もともと過疎な地域でして、僕が小学校の時の同級生は18名のみだったのでどのくらい田舎かイメージいただけると思います。もちろんそのような土地柄なので高齢化や人口減少などのどこの地方にでもあるような問題を抱えています。また主要な産業と呼べるものが林業くらいしかなく、仕事をするために車で1時間先に行く、または引っ越すという選択肢の中で引っ越してしまう、また僕の様に大学ででてしまい都市部で仕事を初め帰ってこない方

          地方を元気にする商品作り

          価値観/バリューについて

          今日2/2はGAの設立日です。2011年設立なのでかれこれ11年が経ち、12期目に入ります。当初思い描いていたものとは全く違うひたすら試行錯誤を繰り返した10年でしたが、やっと昨年あたりから事業の成長へ向けて進み出せる状態になってきたかなと感じており、今年も気合い入れていきたいなと思ってます。会社としての今年のアクションプランや基本戦略はおおよそできてるのであとは実行あるのみです。福原個人での行動指針としては「忍耐」「現場主義」「徹底」の3つを掲げています。 さて、GAとい

          価値観/バリューについて

          GAについて

          GAは「食で地方を元気にする」をビジョンに掲げ、芦屋を本店とし関西で数店舗展開するオーガニック食品専門小売店「GLOSA ORGANIC」の運営や自然農法での農作物の生産に自社企画のオリジナル商品の企画製造販売をしている会社です GAは2006年/夏、代表の福原が在学中に大阪府吹田市で有機野菜の移動販売を始めたのが創業のきっかけです。在学中に農業で起業したいと考え、売るところから始めて生産した時の売り先を作るという発想で有機野菜の移動販売をすることにしました 移動販売をする

          心が満たされる店

          もう自分で店舗を構えてかれこれ10数年。お店としての在り方を自問自答する事や外のお店を見て感じて咀嚼して学ぶ事は常態化しています その中で一見でフラッと行って心から非常に満足してとても良かったなーと感じる事ってほぼ無いなと思います。(シビアすぎるのかも汗) それでも日常的に仕事でカフェに行ったり飲食店に行ったり小売店を利用したりするのですが、総じてデイリーで行くような業態の店でいつもおおよそ(接客・品質・サービス・内装・居心地etc)いつも良い感じだと思えるのはスターバックス

          心が満たされる店

          過去のブログ

          過去のブログはこちらです https://ameblo.jp/ov-ca/

          なぜ店舗を増やすのか

          久しぶりにブログの投稿です。2021年は商業施設店2店舗、路面店1店舗、インストア1店舗と会社として初めての単年での複数店舗出店でした。「やっと拡大フェーズにこれたな」という感覚です。これから組織作りも行ってさらに店舗数も増やし、流通量を増やしたいと考えています なぜ拡大するのか別に誰も気にしてないかもですが、せっかくなので明記させてもらいます 「食で、地方を元気にしたい!」からです。 元気の定義はさまざまかと思いますが、僕の考えている定義は2つ。1つは地方で産業を作る

          なぜ店舗を増やすのか

          エンパワーメント

          星野リゾートの星野さんが最も影響を受けたとされる本・1分間エンパワーメント。働いてくれるメンバーが経営の当事者意識をもって取り組めるようにしていく為の参考書でした。逆ピラミッド型組織を目指しているウチにとってとても有益な本です。2回読みました。 社員をエンパワーするために必要な事は3つ。 第1の鍵 正確な情報を全社員と共有する 第2の鍵 境界線を明確にして自律的な働き方を促す 第3の鍵 階層組織をセルフマネジメントチームと取り替える 第1の鍵ポイント ・会社の情報を共有

          エンパワーメント

          働きがいのある組織をどうつくるか

          このノートはオーガニックの野菜や無添加の食材といった高付加価値食材の小売店を経営する福原の個人アウトプット用ノートです。 昨日ティール組織に関して触れましたがその続き。脱コントロールのセルフマネジメント型組織をどう作るかに関して、 1、全ての情報の公開 2、極力裁量を増やす(ヒト/モノ/カネ) 3、目標を一緒に決める 4、働き方を各自決めてもらう 以上を組織化していくことが必要だと考えています 続きはまた明日

          働きがいのある組織をどうつくるか

          働き方

          4月。新しい年度と新しい年号の発表で何か新しいことが始まるような気が上がっていますね。 自分的なことでいうと新店舗の立ち上げがひと段落し、少しずつ軌道に乗せていけている状態の中で「ヒト」の課題に着手していこうとしています。ちなみに働き方の法律も変わりましたね。 大きな課題なので多岐にわたるのですが、人が増えたこと、また今後も増えていく中で組織を考えないといけなくなっています。 今参考にしているのはティール組織という組織形態やセムコというリカルド・セムラー氏の経営するブラ