2022.08.15
終戦記念日。77年目。
77年経っても、まだまだ知られていない真実がある。
二人の祖父はどちらも戦死しているが、詳しい話にはなかなか切り込めなかった。
小さい頃から聞いてきた話は、戦後、女手一つで子育てをした祖母の苦労話が主だ。とにかく食べ物が無くて苦労した…と。
父母から聞く話も、やはり食べ物が無くて、お腹が空いていた…と。母いわく「初任給でスイカが買えたのが嬉しくて嬉しくて…」。今でも毎年スイカを食べる度に同じ話題になる。
77年前のこの日、日本の負けが決まったとしても、国外に居た方々の戦いは、きっとまだ続いていた。
ワタシの祖父も終戦後に日本へ戻って来られず、餓死に近い亡くなり方をした…と聞いたことがある。
そういうわけで、小さい頃から食べ物を残すな!教育をされてきているので、未だに残すことへの罪悪感が凄い。
食べ過ぎて健康を害する程の現代の食生活。
…反動もあるのかも知れないが、複雑な心境だ。
何回も同じ過ちを繰り返す事のないよう、一人一人の意識の持ち方が大切だと感じている。
たとえ正しい事だとしても、強く当たりすぎると争いになる。正誤も立場が変われば逆転する場合もある。
ひとつの答えに執着せず、いろんな角度から眺めてみる余裕や遊びがとても大切。
そんな余裕や遊びも、ヒトとしてヒトらしい暮らしが出来てこそのもの。
まずは自分を大切に扱うことから始まる。
自分が尊重されていれば、自分以外の人も尊重できる。
毎日に感謝して、精一杯楽しむよ。
手仕事・手づくりへの興味津々。無から有を作り出せる才能にも興味津々。