CHI

カメラとわたし

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最近の記事

虹を撮る(2020年)

今年はおかげさまで、予想外に虹をたくさん撮ることができた きっと雨の日が多かったに違いない 虹を撮ることは難しい、と先生が言っていた たしかに青空を背景に、くっきりと虹を写せる写真はなかなか撮れなかった 背景は灰色 (天気が悪いから) 映えない そして、なにより虹に出会った瞬間、虹が消えてしまうんじゃないかと焦る 焦るとなかなか撮れない 出会ったら出来るだけフラットな状態でさっと撮る あ!見つけた!くらいの軽い心持ちで もっと上手く撮ろうとか、よこしまな気

    • 香りを撮る

      気がついたらあっという間に時間が流れていた。 あまり外に出られない生活を送っていたので、カメラを手にとる時間も減っていた。 久しぶりに触ったカメラはずっしりと重く、なんだかいつもと違う感じがした。 少しの散歩なら許されていた時期だったので、行けるところまで歩いた。 しばらく外に出ない間に、大麦の色が変わっていた。 前に撮った時は若葉色だったのにこんがり小麦色に色づいていた。 光が当たってキラキラ輝き、風にそよそよ吹かれてなびく大麦がとっても綺麗だった。 世の中は

      • スーパームーンを撮る

        どんなに世の中が混乱していても、陽はのぼり月は満ち欠けしてくれている。 ” 当たり前 ” が どんなにありがたい事なのか、ここ1ヶ月あまりで身にしみる。 今日は、今年最初で最後のスーパームーンだった。 月が綺麗なことを、夏目漱石はI LOVE YOUと訳したんだそう。 今のわたしなら、I LOVE YOU をなんと訳すんだろう。 こんな時だからこそ、少しのユーモアと思いやりをもって過ごしたい。 いい答えが見つかるといいな。 もしいい答えが見つかったときに、” 当

        • 雨を撮る

          私は雨の日がとても苦手だった。 頭も痛くなるし、雨の日はどんよりした気分になっていた。 だけど、ある日私の概念が砕け散った。 私の好きな映像監督が、雨の日や曇りの日は雰囲気のあるかっこいい写真が撮れますと言った。 影響されやすい私は、あの時から進んで雨の日を撮るようになった。 最近休みの日に天気のいい日が少ない。綺麗な夕焼けが撮れないのは少し惜しいけれど、雨の日の撮影練習がたくさん出来るチャンスに恵まれて神様に感謝している。(晴れの日も大好き) 雨を撮るって難しい

        虹を撮る(2020年)

          100日撮る

          先日、私の100日チャレンジが終わった。 100日間写真を撮ることを自分と約束して、毎日写真をアップした。 すごくゆるーいルールにして(自分にも人にも甘く)、撮れない日は前に撮った写真でも良いから、とりあえず100日間写真と向き合う日々を過ごした。 めちゃくちゃ写真が撮りたい日、 撮っても気にいる写真が撮れなかった日、 行き詰まった時に写真の先生にテーマや構図について考えながら撮ったら?とアドバイスをもらった日、 カメラを忘れて綺麗な風景を撮り損ねた日、 思い返

          100日撮る

          今日を撮る

          今日は私の大切な人の誕生日だ。 けれど9年前から安易に祝える日ではなくなった。 この時期を迎えると色んな感情に包まれる。 きっと何年経っても、この思いは消えないと思う。 私は実際の光景を見たわけではないが、 地震直後ニュースで見たあの津波の凄まじい光景は今も鮮明に覚えている。 画面の前で立ち尽くすしかなかった。 本当に怖かった。 ボランティアに行った家族や友人から現地のことを聞いたり写真を見せてもらった。とても現実だと思えない景色が広がっていた。 実際に体験

          今日を撮る

          冬を撮る

          私の住む街に雪が降った。 生まれて初めて雪を見たと言う彼女たちは、嬉しそうにこの景色を携帯におさめていた。 テレビ電話で友人や家族に報告している子もいた。 車を降りるとすぐに雪に駆け寄り、嬉しそうに雪を空に放り投げて動画を撮っていた。 なんてきらきらした表情で楽しむんだろう。 あまりにはしゃぐ彼女たちが本当に可愛くて、見惚れてしまった。 みんなで写真を撮ってあげようか?と声をかけるといっそう嬉しそうに携帯の前で何度もポーズをとってくれた。 撮るのが楽しかった。

          冬を撮る

          夕陽を撮る

          そうだ海へ行こう。 日の入りの時間を調べて、夕陽を撮影しに出かけた。 浜辺でコーヒー片手に、ぼんやり海眺めたりしたら、なんだか雰囲気出てかっこいいかも:) どうせなら、海まで行く道にあるパン屋さんでパン買って浜辺で食べよう:) 本当に天気いいから今日の青空も綺麗だな、写真撮っとこう:) 気がむくままに過ごしていたら 海についた頃にはもうすでに夕陽が沈み始めていた。 …しまった!!! 慌てて三脚を担ぎ、パンを鞄に詰め込み、コーヒーを持って走る。 目指すはあの、

          夕陽を撮る

          写真を撮ってもらう

          久しぶりに、自分を撮ってもらう機会があった。 いつもカメラを向ける側だけど、写り慣れてはいない。 ポーズもどうしたらいいかわからないし、本当にドギマギした。 私がカメラを向けて撮らせてもらっている被写体の皆様はこんなに大変な!思いをしているのか!と、本当に感謝しかなかった。 立場変われば、、、を実感させていただき本当にありがとうございました。 撮るも難しいけど、撮られるも本当に難しい。 そう思うと学生時代、私がカメラを向けるとがんがんポーズを決めて写ってくれた友人

          写真を撮ってもらう

          ありがとう2019

          今年は思いがけずたくさん写真を撮ることができる1年でした。 おかげさまで最高の景色、素敵な先生や友人に恵まれ、楽しくカメラ活動(趣味)を遂行することが出来ました! 来年もたくさん撮れるといいなと思っています。 もっともっと自分のアンテナを磨いて、ここぞという瞬間をカメラに納められるように精進してまいります。 気まぐれに書き始めたこのnoteを読んでくださり、いいねをしてくださり、本当にありがとうございました! 皆様にとって2020年が彩りある素敵な日々になりますよう

          ありがとう2019

          焦点

          どこに焦点を合わせるのか。 自分の好きをいかに写真の中に詰め込むか。 友人に前ボケという技を教えてもらってからハマっている。 手前にぼんやり何かを持ってきて、本当に撮りたい被写体はその後ろに。そうすると、より被写体が際立って素敵に見える。 人間の目は自然とそういうことをしている。本当に見たいものを見ている。特に見たくないものは、視界から消えている。目ってすごい。 先日、大好きなアーティストさんのライブに行ってきた。私の前には少し人がいて、ペンライトやウチワをかざして

          焦点

          ここ1、2年の空の色が本当に綺麗だと思う。 何か膜が1枚剥がれたのか?と思うほど鮮明な気がする。 青空は圧倒的に青いし、夕焼けの色も絶妙なグラデーションで、やけに光って見える。夜の暗さも、漆黒だったり艶っぽい黒だったり、色んな色があって美しい。 人が見える色は、見える条件が整っていれば750万色、通常の状態では187万5000色が見える範囲のようだ。(「"よい色"の科学 なぜ,その色に決めたのか」参照) そして、男性と女性とでも色識別に差があるらしい。 隣の人が、自

          構図

          最近の若者は写真が上手い。 構図がべらぼうに上手い。 幼い時から携帯電話などに慣れているせいか、天性のものなのか、本当に学ぶことが多い。 携帯電話のカメラ機能向上のおかげで、写真を撮ることがとても身近になった気がする。一昔前じゃ自撮りや、盛れるなんて言葉あったのかな?ぐらい。 デジタルだから、イマイチな写真はどんどん削除できるしどんどん撮れる。 どんどん撮るからどんどん上手くなる。 いちばんよく見える角度や構図がみるみる身につく。 フィルムカメラ時代は、ここぞ!

          構図

          写真を撮る

          そもそも写真は何のために撮るのかをずっとずっと考えていて。 いや、撮りたいから撮るなんだけど、 ただ趣味なだけなんだけど、 自分のためなんだけど、 でも、何かこう、意味を見つけたくなって。 そんなとき、友人が素敵な言葉を教えてくれた。 「写真は未来のために撮る」 この言葉を聞いて、深く納得した。 数年前、葬儀の遺影を決めることになり、故人の映った写真を見返していた。 笑顔が素敵だったよね、とか、このときこんなことあったよねなど、深い悲しみの中だったけれど故人

          写真を撮る

          カメラとわたし 始めました

          12月3日に木星が山羊座へ移動しました。 この時期に文字をしたためるといいと聞いたので、noteを始めてみます。 よろしくお願いします。

          カメラとわたし 始めました