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私の小説の書き方。/短編の場合

皆様こんにちは。まつやちかこです。

……書き方、とかタイトル付けしておりますが、私が人様に偉そうに述べられることなどひとつたりともございませんことは、重々自覚しております。
あくまでも、趣味で小説をちまちま書いている私が、普段こんなふうな手順で書いております、という話にすぎません。なので、読んでくださった方のご参考になる部分は、おそらく無いんじゃないかな……と思います(万が一何かありましたら、それはそれで嬉しいですが)
覚え書きというか、己の方法の見直しも兼ねての記述作業、という感じで書かせていただきます。ご承知の上で読んでいただけましたら幸いです。

①お題がある場合

イベントのアンソロジーや投稿サイトの企画などへの参加で、何かしらのお題が設定されている場合。

1.まずは、お題から連想される単語や語句を書き並べます。自分の頭でひねり出す、国語辞典で調べる、英語での意味を検索する、など。

2.それらを眺めつつ頭の中に浮かんでくるイメージが、形になるかどうかを探ります。おぼろげにでも形になるものがあったら捕まえて、脳内でこね回しながら、書ける話になるかどうかを精査します。

3.書ける話になる、と確信が持てたら、思いついたあらすじをネタ帳などに、つらつらと書いてきます。一気に書いてしまえる場合と、数日かかる場合とに分かれます。

4.書いたあらすじに従って、下書きを始めます。たいていは順序通りに書きますが、乗らない時には書けるシーンを優先する場合も。執筆ツールは、現在はpomeraのDM100を使っております。一日ごとに、その日書いた分はバックアップを取ります(SDカード、小説投稿サイトの保存機能、小説執筆アプリなど複数箇所に)

5.最後まで下書きができたら、紙にプリントアウトして、推敲します。私の推敲は、誤字脱字、言葉の重複や不自然な表現、内容の順序がおかしくないかのチェックが主です。下書きに時間をかけるため、大幅な修正はほとんど行いません。

6.推敲による修正・加筆・削除ののち、再度読み直し。仕上がったと思えましたら、タイトルを考えます……中編や長編はすでに思いついている場合もありますが、短編はだいたい、考えるのを後回しにしまくります。ある意味、タイトル決めが一番苦手なので……四苦八苦しながら考え、最終的にはほとんどの場合「内容そのまんま」なタイトルになります。

7.現在は、物理的な本にするより先にネットの投稿サイトで公開するのが通常なので(私の場合)、手順を踏んでアップします。イベントのアンソロジーであれば、規定の投稿方法(フォームなど)で送信いたします。

8.本を作る場合は、本文を原稿の書式にコピーして体裁を整え、表紙や後書きなどを含めた原稿一式を作り、印刷所に発注します。短編のみで薄い本の時は、自宅のプリンターで印刷し、製作します。

②お題がない場合

特にお題がなく、単発作品や、既刊シリーズのショートストーリーなどを書く場合。

1.普段、思いついたお話は専用のネタ帳に書き留めておりますので、その中からどれを書くか決めます。だいたいはその時の気分で選択。

2.書く話を決めたら、あらすじをネタ帳に書き殴るか、頭の中でこね回して考えます。短い話の場合、必ずしも文字で残すとは限りません。

3.①の4.以降と同じ流れで書いていきます。

書く場所は、自宅だとリビングダイニングが一番多いですね。テーブルと椅子がある唯一の場所で、落ち着けるので。そこが使えない時(休日で家族が居る時とか)には、寝室のベッドの上に足を伸ばして座って、とか。
ひとりの方が集中しやすいので、子供たちが朝、幼稚園や小学校に行ってから帰ってくるまでの間か、寝かしつけた後の夜遅くが、主な執筆時間帯。
気分を変えたい時には周辺のカフェや喫茶店で、少しでも書き進めたい時は子供の習い事見学中とかにも書いたりしています。

現在、ショートストーリーや短編(と自分が思う長さの作品)は、このようにして書いております。
近々、中編や長編の場合についても、方法を書いてみる予定です。

表立った応援をしていただいた経験が少ないので、サポートしていただけたら飛び上がって喜ぶと思います(笑)。よろしければ。