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シイナナ、note始めます。

こんにちは。はじめまして。シイナナです。
シイナナは、大阪・京都を中心に活動する劇団です。1月7日に劇団発足を発表し、3月にプレ公演と題して、『ゆくりなく』という作品を関係者限定公演という形で発表しました。あれからはや、2ヶ月弱。世界はさらに変わりました。

本来であれば、7月に予定していた旗揚げ公演に向けて本格的な活動に勤しんでいるはずの今。我々はお家にこもって、STAY HOMEしてます。

旗揚げ公演は、無期限の延期となりました。いまだ、開催の目処はたっていません。慣れないオンラインを頼りに、劇団員は会議を重ねる日々です。

そもそも、演劇をするために集まった集団なもので、これからどうしたもんか。画面ごしに色々な話をしました。

演劇ができないのに、一緒にいる意味ある?(旗揚げしてないし)
演劇ができるまで、いったん休止しようか。(旗揚げしてないけど)

そんな話にもなりました。だけど、私たちは表現者として、こんなところで歩みを止めるわけにはいかないのです!なぜなら演劇が私たちの人生に与えてくれた影響はもはや運命と読んでもさしつけkslkogp……

嘘です。すみません。そんな大層なことを考えたわけではなく。

芝居がしたぁぁぁぁい!!演劇したぁぁぁぁぁい!!!!!
それしかないです。だって、考えてみてくださいよー。旗揚げ一年目、って一番やる気みなぎってる時じゃないですかー。なのにさー、公演できないしさー、稽古すらできないしさーなんだったら仕事もお金もヤバイしさー。うっぷんは、たまり続けています。

だけどやっぱり、せっかく集まったこの6人で、なんか続けていきたい。劇団の旗揚げって、ノリと勢いと、それなりの覚悟がいります。それから、メンバーに対する妙なこだわりがいります。少なくとも、私たちはそうでした。演劇がしたいけど、それとおんなじくらい、この人たちとなんかしたい。せっかくそう思えた、奇妙なこの集まりを、なんか楽しい形で続けていく方法を模索していこうと思うのです。

何ができるか、今はまだわかりません。だけど、旗揚げしたいのに旗揚げできない、旗揚げ前の劇団がもがく様を、記録に残していくことにしました。

きたるべき旗揚げ公演の日を迎えるその日まで。お付き合いしていただける方がいらっしゃれば、そして、そんな我々の旗揚げ公演に少しでも興味をもっていただける方がいらっしゃれば、こんなに嬉しいことはありません。

たぶん、「おまえら何してんの?」というようなものになると思います。それでもいいのです。これは、誰もが経験したことのないコロナという渦に巻き込まれた小さな小さな劇団の、迷走の記録です。

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