林檎伊勢富士旅行記②(お伊勢参り編)


椎名林檎の林檎博でさいたまスーパーアリーナにいた私は、横浜に移動し、横浜YCATから夜行バスで二見浦へ着いたぽむたろう.
さてお伊勢参り編、スタートです.


11月23日の朝7時半頃、二見浦表参道着.
なんだかレトロな街並み
そしてどこの家にもしめ縄.
後ほど調べたが須佐之男命の伝説に由来していて一年中しているものらしい.

まずは御塩殿神社へ.


神事に使用する塩を作っている場所.
スーッとした気持ちになった.
朝日が気持ちよかった.
そこから海岸沿いのルートで二見興玉神社へ.
天気が良くてキラキラした海を見て潮風を浴びながら気持ちよかった.
けど所々に南海トラフの対策としての堤防の注意書きがあってドキドキ.


さて、二見興玉神社に参拝.


モチーフにされている蛙の像があったり、夫婦岩を見たりして.


そしてせっかくお伊勢参りをするので椎名林檎女史のグッズで購入していたものの使用していなかった御朱印帳を使って御朱印をいただくことにし、御朱印デビューを果たす!!

するとなんと23日は二見の日ということで特別な御朱印らしい.なんだか意図せずラッキーな感じ.
残念ながら禊の祓いを受ける時間が無いため、霊草無垢塩草をいただき、そのあとに龍宮社でも御朱印をいただき、二見浦駅に向かう.

事前に参拝用と御朱印用の小銭を準備して地元を発っていたのだが、事前の調べが甘くて龍宮社を見落としており、小銭がギリギリの金額であったため、途中ファミマがあったのでそこでおにぎりを買い、お釣りできた500円玉を100円玉にしてくれないかと交渉.
お兄さん、本当は両替出来ないんですけど、と前置きしながら今回は特別にいいですよと笑顔で言ってくれて 、結果的に彼のおかげで私はこの後地元で両替してた分も含めてちょうど100円玉を使い切ることになる.

はてさて、参宮線で二見浦から伊勢市駅へ
ゆるゆる歩いて外宮入口にたどり着き、そこで既に空気の違いに驚く.




そして御正宮の前で有難み?なのかなんとも言えぬ込み上げた気持ちになり、泣く.


そこから多賀宮、下御井神社、風宮、土宮と周り、御朱印を戴いて外宮を出て月夜見宮へ.
参拝後に御朱印を戴こうと並ぶと前に並んでいた関西弁のおじさんが俺6冊あんねん、姉ちゃん先に行きーと譲ってくださった.

とりあえず過密スケジュールだったので有難くご好意を受け取り、御朱印を先にいただいて伊勢市駅へ.
トイレを済ませ、内宮行きのバスを待っていると集い始める人々.私の隣に見知らぬおばさんが現れ、係員に話しかけている。
おばさん :ねえ、これどうやって並んでるの?
係員 :あーもうなんかたくさん人が来ちゃって分かんなくなっちゃいました.(おい!)
間に挟まれた先頭だったはずの私 :とりあえずみんなでたどり着ければいいんじゃないですかね.

この発言が気に入られたのか,このおばさんと一緒に内宮に向かうことになり、バスの中で隣に座って少しおしゃべり.
このおばさんは前の日に外宮に行き、今日は内宮と猿田彦さんに行きたいが時間がないから悩んでいるという。
とりあえず移動にかかる時間をググり、いざとなりゃバス移動だ、を合言葉に内宮にたどり着き、解散.


手水、五十鈴川、おとりつぎさんと地元で呼ばれる滝祭神へ.ちょうど新嘗祭の儀式が行われていてそれも見ることが出来た.


そしてそこからが衝撃.
実は入場規制がかかっていたらしい内宮、ちょうどそのオープンを見てしまったのだが信じられない人波が一気に押し寄せる...てゆーか、よく規制にかからず入れたな自分と感謝しながらそこから風日祈宮へ.テレビでも御正宮に行く前に参拝すると良いと放送されていたのもあって混んでいた.

さあ御正宮.石段までがまずとんでもない列.そして、石段もぎゅーぎゅー.


ものすごく時間がかかりつつ、ようやく御正宮前へ.
参拝のために並んでいる人波の人達の気もあったが、やはりエネルギーが別格.

そこから荒祭宮へ.
その後御朱印のために待つ尋常じゃないだけの人の列に並び、前の女の子2人が宿泊予定のホテルの話をしている.
林家こん平のチャラーンのトーンでじゃらんのことをじゃらーんという右の女の子.その子がじゃらんで予約しようとしたホテルが喫煙と禁煙間違ってて、1回取り消してもっかい情報いれてまじ頑張った的なことを言っているのだが、ちょいちょい挟んでくるじゃらーんのトーンにこっそり大ダメージを受ける.しかし左の子はじゃらーんについて特段つっこみもなく、その強靭なメンタルたるや尊敬に値するなあと思ってたらいよいよ御朱印の順番が.

すごく若い男の子が書いてくれたのだが、今回いただいた御朱印の中で1番力強くて好きな字だった.


さて、そこから内宮を後にしておかげ横丁はわやくちゃ、めちゃ混みだったのでスルーし、神宮会館にお土産を買うために寄って、そんで猿田彦神社、佐瑠女神社へ参拝して御朱印いただいて、ここで気付く、とっくに時間は昼済んでるのにお腹が全く空いてない!!
朝から麦茶のみ摂取.まあいいやいざとなりゃおにぎりがある.と別宮月讀宮に向かおうとするのだが、乗換案内のアプリとバス停が全然違うことを言っている.結果何が正しいか分からず、諦めて月讀宮に歩いて向かう.時間的には残り時間1時間半、なかなかにギリギリになっていて、心の中で地味に焦りつつ必死に短い足を動かして月讀宮へ.

ここは右から月読荒御魂宮②、月讀宮①、伊佐奈岐宮③、伊佐奈弥宮④になっていて、①→④の順に参拝する.
疲れからか今私はどれ?となったがw
私の前に参拝を始めたおじさんの後を追いかけて事なきを得る.
そして御朱印をいただいてバス停を目指す.
ここで気付く、乗換案内は外宮と内宮を逆に案内してきていたのだというトラップ...
それに気付いたらむしろほっとして倭姫宮へバス移動開始.
ひゃーこれで伊勢神宮で御朱印をいただける7カ所のうち5ヶ所は行ける!!(伊雑宮と瀧原宮は遠いため今回は断念)と思ったら倭姫宮、最後の最後に半端じゃない石段.ww
残り少ないHPを振り絞って歩ききるが、一緒のバスで来たおじさん達はだいぶ後になって現れた.
何とか参拝して御朱印いただいて、とりあえず達成感と有難み.

遙宮の伊雑宮、瀧原宮は参拝できなかったけれど。
塩見殿神社→二見興玉神社→外宮→月夜見宮→内宮→猿田彦神社→佐瑠女神社→月讀宮→倭姫宮をまわることができた。
そこからバスで五十鈴川駅へ.

次回、静岡移動、富士山編につづく.

あなたと支え合いたい.