創業キーワード全部盛り単語帳

2024年8月7日 19:11

朱に交われば赤くなるのビジネスモデル

人は、「どの場所に馴染み、どのような雰囲気や感情、文化に触れているか」、よるするに「まわりにどんな人がいるか」によって影響を受けますよね。

わかりやすい例を挙げると、

音楽家の家庭で育った子供は音楽家を目指しやすい。音楽に親しむ度合いが多いのもあるが、音楽家になることに「現実感」があるという要素が大きいからです。
医師の家庭で育つと医師になりやすいのも世の中あるあるの1つです。ふだんから親の様子を見ているし、医師なることに「現実感」があるからでもあります。好き嫌いはともかく、医師になるという選択肢は現実味をもって存在しています。

同様に、家で商売をしている家庭で育った子供は、なんだかんだと、商売の話題に触れる機会がいろいろあります。
そういう子供は、将来ビジネスをしている自分を、夢ではなく「現実感」をもって想定することができます。
想像ではなく、想定です。
したがって、起業家としての道を歩む可能性も高いでしょう。

このことから言えるのは、

ということかもしれませんね。
おそらく「現実感を得られる」というのが最大の理由だと思われます。

そして、起業したいなら、ビジネスを回している人と接する時間を増やす。

起業家になりたいという目標があるのに、会社員としての日常生活を続けたり、近所の人々やママ友と過ごしたり、というだけでは、その目標は達成がおぼつきません。
（その生活が人として良いか悪いかという問題ではなく、あくまでも目標達成の観点からのコメントです）

目標が明確であれば、それを現実化している人々と時間を共有するのが合理的。
目指す存在が明確でない場合でも、少なくとも目指す存在に近いと考えられる人々との接点を濃く持つ。
そうすると「現実感」が現実的になります。

こうした文脈でいうと、巷によくある
「小さく起業している人が集まる、コワーキングスペース」
は、起業が身近に感じられる環境としても、良いように思われます。

コワーキングスペースでは、他の使用者の電話や打合せの声が聞こえてきますし、こちらの声も同様。
お互い、そのことは百も承知です。

したがって、単にそこに座っているだけでも、飛び交う会話を耳にします。
耳に入ってくる言葉の多くが、起業関連。

さて、こうした起業コーワーキングスペースで飛び交っている言葉を集計し、創業キーワードの単語帳を作ってみました。
オンラインで使える単語帳です。

学生のころ、単語帳を作って英単語の暗記をがんばった記憶はありませんか？
それと同じノリで、創業キーワードを全部、これで覚えてしまうのはどうですか？

会社勤めから1人創業者に転身すると、仕事でつきあう人の顔ぶれが変わります。

すると、会話で交わされる言葉も変わります。

会社勤めのころ：業界用語が多い
1人創業者に転身：純粋なビジネス用語が多い。たとえば「USP」といったマーケティング用語が頻出するし、「IPO」といった会社員時代には想定していなかったスケールの用語もわりと普通に使われます。

この変化に、皆さん戸惑うんですよね。
交わされる用語が違うということは、思考や行動も違うということです。
1人創業にこれからチャレンジする人は、ぜひこの変化に慣れてください。

この検定は、1人創業者にぜひ知っておいてほしい用語に触れていただくためのものです。
これからの世界で飛び交う言葉に慣れていただく第1歩です。
「なるほど、こんな言葉が出てくるんだ」が、わかります。

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