「パトリックと本を読む」を読んで
かつて読書感想文をできれば避けたいと思っていた私だが、
一週間もたたないうちに400ページ近くあるこの本を読み終えた瞬間から、
感想を書かずにはいられないような本だった。
私がこの本を手に取ったのは、ちょうど心療内科のカウンセリングの後、
書店に寄ったときだった。
書店に寄ったのは、別の本が買いたかったためだが、
その書店にはなかったが、
いつも読んでいる雑誌の新刊が出ていたので買って帰ろうと思っていた。
その時、まるでその本が私に読んでほしいと問いかけるように、
レジの近