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コミティア150で買った本

2024年11月17日(日)に東京ビッグサイトで開催された「コミティア150」に行ってきました。『コミティア魂』を出したことだし、2024年は40周年イヤーでめでたいわけだし、今年は全部行くつもりで、実際全部行ったぞ! 過去のは149の話などから辿ってください。今回も買った本を紹介していきます。順不同。というかカバンから出てきた順!

『ぱふの記憶 幻の『ぱふ』終刊号』

と、いきなり、これは中村公彦会長が編集した『ぱふ』の同窓会本みたいなヤツ。会場入ってすぐ横に売ってた。いま米沢嘉博記念図書館で『ぱふ』展をやってて、それの関連で作られた同人誌ですね。関係者64人のコメント集。以前、コミケットの初代代表である霜月たかなかさんが『COM 40年目の終刊号』というのを出したことがあって、それはコミケットに多大な影響を与えた手塚治虫の漫画雑誌『COM』の終刊号(予告なく休刊したので終わりを銘打ってなかった)を自分たちの手で出すという、コミケット世代による親殺しならぬ親の介護みたいな本だったのですけども、これもある意味でそれを踏襲していると思います。

漫画情報誌『ぱふ』がなければコミティアは生まれなかった即売会ですけども、やっぱり最後がいきなり休刊で終刊号というのがなかったんです。それをコミティア会長が出すという、落とし前をつける、という言葉が似合う内容です。これ、絶対に中に収録されてるみずき健さんのイラストを表紙にした方がキャッチーだと思うんですけど、それをしなかったのは、自分が編集長だった時代以外のことも含めてるからでしょうねえ。

さかなサーカス『I understand, I analyze, I know, I believe.』

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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