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雑談:三大ギタリストと「演奏」の時代

ギタリストのジェフ・ベックが亡くなりました。

三大ギタリストの一人で、他の二人はエリック・クラプトンとジミー・ペイジ。この言い方は日本だけらしいですね。

昔のロックの名盤に今ピンとこないことがあるのは、今は歌もしくは作詞・作曲・編曲とかソングライティングを聴いてますけど、1960年代末から一時期は演奏に主体があり、ギタープレイやらドラムソロやらテクニックを堪能するのが中心だったため……という感じですが、それが一度パンクでリセットされ、作編曲の技工派が再評価されていった時に、一番わりをくったのがジェフ・ベック達なんではないかと思っております。

まあパンクに実際にそこまで影響力はないとはいえ、ニューウェイヴ以降のギタープレイはかつてのギタープレイが追求していた速弾きや即興演奏の陶酔とは変わってますよね。その演奏堪能派の流れは1980年代はヘヴィメタルが受け継ぎつつ、もはや万人にとってかっこいいものではなくなりました。

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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