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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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#詩

おじさんの時間、星野道夫さんの時間。

(ソーシャルディスタンスな日々よりずっとむかしの日記より) 目の前に座っていた人が、はら…

日常はいつも無題。

誰かと今日は海や空を見てる ちょっと離れてその人を 見てる きみが景色の一部になってい…

秋を感じるとさびしくなるのも。

今日は朝起きた時、窓からの風が 秋めいていたので、もう夏は終わったの かなって思った。 寒…

あれから、君のいない余白を生きている。

白いってそれだけで余韻だねってだれかが言って。 聞いた耳が、きままにそうだねって思いなが…

心の中の言葉をどうして、言いたくなるんだろう。

谷川俊太郎さんの新聞の連載「どこからか言葉が」の 「わざわざ書く」というタイトルの詩だ。 …

偏愛している今日の言葉たち。

いつの頃からか、日記帳の中身が 変わってきた。 10代の頃といまとではかなり違う。 若い…

note3年目、日々は続いていくよ。

2020年の5月31日の11時59分に このnoteの駅に降り立った。 知っているひとはもちろん誰もいなくて。 こころはずたずたで。 過去にやってきたことを全否定された ような出来事が仕事であって。 やぶれかぶれで。 そしてここによなよな遊びにくる ようになった。 忘れもしないはじめてわたしをフォロー してくれる人がいてくれた。 フォローずっとゼロ人だったのに。 のちに彼女がその日のことを覚えてる と、言ってくれた。 雨の日だったんですよって。

さよならが、希望のはじまりになってゆく。

真夜中にМちゃんのnoteを読んでいた。 最近はとてもしあわせそうな彼女の 日常を読むのが好…

やがて、ブランケットになってゆく言葉。

夜おそくに目が覚めて がばりと起きて カーテンをめくると 霧がでていた。 向いの家の屋根や…

いま、なにがみえてる?

わたしは算数ができなかった。 父曰く、引き算という概念が ぼんちゃんには、なかったねって…

書けなかった夜は、31文字なら言える気がする。

ことばにできない夜があります。 ほとんど言えない日ばかりのほうが 多いので、今日も言えな…

裸のままの言葉で、ごめんね。

わたしにとってTwitterはいまかなり 大事な場所になっている。 ガシガシ営業してますとかじ…

もういいよ、と、さびしさについて。

もういいよ、まぁだだよ、って近所の 学校帰りの子供たち。 出窓近くで仕事しているといつも…

葉桜のように、なりたかった。

わたしはエイリアンじゃないので 気持が動く。 その気持ちの動きを止めたくて 何も感じたくない日もほんとうは あったりする。 何も感じたくないなって日が 日に何度も訪れる。 お皿を洗う時に無意識でも洗える ように。 いちいち今の気持ちとか心の中を 覗きたくない時。 心と体の身体のことをわたしは 思いたくなる。 たいてい人は心を贔屓しようとする。 体で感じたことを二の次にして。 心を最優先にする。 こころふぁーすと。 でも、体で感じたことをわたし