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「CTO室」って?→リユース業界No.1テックカンパニーに向けたBTCモデル推進ボール拾い&中長期的組織設計

こんにちは、PRチームの三浦です。
2021年12月、テクノロジー戦略本部に突如「CTO室」が生まれました。
その唯一のメンバーが、CTO室設立と同時に入社された渡邊直人さんです。
CTO室のこと、ご入社の経緯について、お話を伺ってきました!

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渡邊直人(わたなべ・なおと)
テクノロジー戦略本部 CTO室
趣味:子どもと公園で遊ぶこと

◆CTO室としてエンジニア組織を俯瞰・サポート

――12月に入社されて、バイセルの印象はいかがでしょうか?

新卒も中途のメンバーも仲が良くて雰囲気が良いですね。みんな前向きで一生懸命なイメージです。テックメンバー全員とオンラインで1on1できたので、組織の全体像は見えてきました。
リモート環境下で転職したての自分がリーダーシップを発揮する場面でも、みんな「何?誰?」とならずに積極的に協力してくれるメンバーばかりで、あまりやりづらさは感じなかったです。自分も安心しました。

――新たに「CTO室」が設立&配属されましたが、どのようなご担当なのでしょうか。

CTOの今村さんと共に、ビジネスや組織全体を見渡して技術と組織の両面からサポートしています。直接プロダクト開発をしたり、特定の業務が決まっているわけでもありません。メンバーへのヒアリングや自分なりの仮説を立てて、アプローチを考えて、実行していくイメージです。
直近ではエンジニアの技術発信である アドベントカレンダー のサポートや、エンジニア採用のとりまとめを進めてきました。
CTO室として何をすべきなのか、入社前は自分もわからずそれなりに不安もあったのですが、入社してみたら貢献できることは色々あるなと感じています。社内に落ちてたボールを1つずつ見つけて拾っていってる感じです。

――組織の課題発見からがミッションなんですね。全員と1on1してみて、どんなところに課題があると思われましたか?

何かの要素が大きく足りてないということはないかなと思います。ただ、それぞれの要素のつながりが弱いかなと感じました。
例えば、テックブログは以前から更新されていたんですが、ブログの記事を採用につなげようとか、個人や組織の学習の機会につなげようとか、記事を書く前後でフィードバックをもらう仕組みを作ろうとか、組織としてブログ施策ひとつに共通認識があるかというと、なかったように感じました。
今はもっと有効に活用されるように、僕の方で記事を見て気がついた点をフィードバックをしたり、社内の他のエンジニアにも知ってもらうためにSlackにも投稿して、それに対して楽しい雰囲気になるようにリアクションをポチポチつけていったり笑。
やっていることのひとつひとつはすごく地味なんですけれど、こういう活動が組織文化を作るにはとても大事だと思っています。

――Slackのリアクション、ひとつあるだけでも嬉しいです!前職でも組織のつなぎ役として活躍されていたんでしょうか?

はい。前職ではエンジニア向けの研修や勉強会の企画や運営を行っていました。バイセルは今組織のフェーズが変わるタイミングなので、メンバー全員が課題に対して共通認識を持つことが大切だと思っています。

――俯瞰しつつ現場で組織をまとめることをやりがいとされてきたんですね。

正直なところ、自分はいちエンジニアとしてコードを書くことにずっと夢中になれるタイプかというとそれほどでもなくって。
僕よりもコードを書くのが楽しい人と思える人がより集中しやすい組織にすることに貢献した方が、僕個人がコードを書くよりも全体として成果が出ると思っているんですよね。エンジニア組織、会社組織全体をトータルでより良くすることに僕の貢献する価値があると思って、今のポジションでやってみてる感じです。

◆「リユース業界のNO.1テックカンパニー」の実現のために

――改めまして、バイセルへの入社のきっかけを教えてください。

入社しようと決めた理由は大きく2つあって、まず1つ目は事業です。
リユース事業はビジネス的なポテンシャルが高くてまだまだ掘り起こす余地がある。個人的には社会課題に対しても興味があって、ニュース番組などでリユース事業が取り上げられるのを観てたときに、大量廃棄とそれにも多くの人の作業が必要で非効率な現場で大変そうだなぁと思っていました。
そこに対してバイセルのテクノロジーを中心にしていくアプローチは、事業的な価値と社会への良い影響の両方を生み出せると感じました。

2つ目は「人」ですね。新卒で入社した会社で繋がりがあった開発1部の松榮さんから声をかけてもらったのが、今回の転職のきっかけでした。ちなみに、開発2部の赤川さんは新卒の同期です。
そのタイミングでは転職するつもりは無かったんですけれど、今村さんとお会いした時に「リユース業界のNo.1テックカンパニーになる」とおっしゃってて、その情熱に惹かれました。また会社の枠を超えてエンジニア、CTOというものをもっと後の世代に誇れるものとして広めていきたいという視座の高さが印象的でした。
僕が今こうしてCTO室で動いているのも、優れたテックカンパニーがやっていることをうまく組織に実装して、バイセルを「リユース業界のNo.1テックカンパニー」するための動きなんです。

――すみません…私の「テックカンパニー」の解像度がまだまだだと思うのですが、言語化するとどんな感じでしょうか?

うーん、自分もまだうまく言語化できないのですが、例えば「BTC型人材」って言葉があります。ビジネス(B)・テクノロジー(T)・クリエイティビティ(C)それらが個人として備わっている人が多い方がイノベーションを起こしやすいという理論なのですが、それらを組織で見たときに満たせている企業だと思っています。
まぁ足元での動きになると、テックブログの運営や採用業務、採用資料の更新、自分が持っている開発に関する知見共有とか小さい行動になっちゃうんですけどね笑。
バイセルがこういうことを「今からやっていってこう、テックカンパニーを目指そう」っていうフェーズにあるというところに惹かれました。

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◆理想はそれぞれが得意な面でリーダーシップを発揮できる組織

――組織づくりもミッションと仰ってましたが、今はどんな状態に見えていますか?

新卒の20卒・21卒のメンバーがぐんぐん育ってますね。自分は何もしていないのですが、その成長度合いを見てるとジャンプの主人公の師匠みたいな気持ちになります笑。
既にエースとして大活躍しているメンバーもいる一方で、組織としては全体の平均値を上げていけるかが大事だと思っています。

――エースばかりでは良くないということでしょうか?

開発はチームでするものなので、スポーツと同じように何でもできるエースって仕事ができて頼りになるんですが、やっぱり人ひとりには限界がありますよね。仕事を持ちすぎた結果、そのエースが実は組織としてはボトルネックになることもありえます
チームで働くにはそれぞれが得意な分野でリーダーシップを発揮できることが理想だと思っていますし、それが組織で動くことのメリットだとも思っています。

――CTO室の今後の目標、動きについて教えてください!

CTO室としては引き続き、組織に落ちてるボールを拾いつつ、多くのメンバーが活躍できる環境づくりに従事していきたいですし、中長期的な組織づくりのためのアクションも取っていこうとしています。
そしてこのテクノロジー戦略本部が開発したプロダクトが、事業や社会に貢献していけるといいですね。

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バイセルが「リユース業界のNo.1テックカンパニーになる」その解像度が上がった気がします!
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