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自社内開発エンジニアだからこその、クリエイティブな仕事と他部署との関係

こんにちは、PRチームの三浦です。
突然ですが、取締役CTO今村さんより「3年でテック組織を125人にしたい」とのお話を頂きました。
現在のテクノロジー戦略本部の人員は約40名。

👼

と、とりあえず中の人たちにお話を聞くところから始めよう!ということで、バイセルの成長を支えるテクノロジー戦略本部(テック)のメンバーへのインタビューをスタートします!!

初回の社員インタビューには、バイセルのテクノロジー企業としての黎明期をみてきた松榮さんに登場いただきました。

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松榮健至(まつえ・たけし)
テクノロジー戦略本部 開発1部 部長 
趣味:子どもとドライブ、DIY

◆前職のゲーム系メガベンチャーでプロデューサーを経験

――バイセルに入社されるまでの経緯を教えてください!

学生時代からアルバイトとしてシステム開発などをしてエンジニアの世界に入りました。
新卒ではSIerとして開発を行いました。2年ほどで独立したのですがリーマンショックで仕事を失いました。
そこから何社か転職して、前職ではゲーム系メガベンチャーに入社しました。

そこではエンジニアとしてだけでなく、プランナーとして分析し企画を考えて自分で開発も行っていました。プロデューサーになると更に幅が広がって、プロダクトのヒト・モノ・カネ、さらには組織として全体を見る立場も経験しました。

――担当分野がエンジニアの枠をどんどん超えてきたんですね

ゲームの質も見るし、チームのコンディションも見るし、売上も見る。最後の仕事はゲーム企業を買収して子会社化した後のPMIにも携わっていました。インサイダー情報で事前には漏らせないので、買収を発表した翌朝に何も知らない子会社社員を前に「今日からグループ会社になりましたので、よろしくおねがいします。」って挨拶しに行ったのは思い出深いですね。

――バイセルに入られたきっかけは何だったんでしょうか?

すごくたまたまで。食事してた先で元上司に会って、面白い会社あるからって岩田社長を紹介されたんです。「バイセル」って全然聞いたこと無いし、リユースって何だろう?って思ってました。そして実際に何回聞いても何の会社かよく分からなくて笑。

当時社員が500〜600名の中でテックは10人くらいだったんですが、お会いした社長のパッションがすごくて。テクノロジーを使って成長するんだ!させるんだ!という気概だけはヒシヒシと感じました。そこからは入社する方向で、めちゃめちゃヒアリングしましたね。そして2019年1月にバイセルに入社しました。

――前職でもかなり幅広いご経験を積まれた中で、転職の決め手は何だったんでしょうか?

名のあるメガベンチャーや大企業だとオフィスはきれいで、立地もよくて、福利厚生も抜群で、といったメリットはあるけど、これに至るプロセスを経験できてなかった。その過程を、事業は好調なのにまだまだテクノロジー活用の余地があるバイセルの成長を、経験してみたかったことは大きいですね。

◆自らの経験を元にオンボーディングから改善

――入ってみて実際いかがでしたでしょうか?

入ってみて、改めてヤバかったですね笑。
入社初日にPCがない、座席が決まってない、座席表がないから人が分からない、オンボーディング担当者がいない。とりあえず社用の携帯電話だけがありました。

――聞いてるだけで不安になってきました笑

そんな状態だったので、まずはオンボーディングの体制を整えるところから始めました。今では入社した人、そして迎え入れる側、その他必要な情報は全部コンフル(Confluence)に載せていて、僕のように困る人が出ないようにしていますのでご安心ください。

FireShot Capture 130 - 2.入社したらまずここ - Technology戦略本部 - Confluence - buysell-tech.atlassian.net

入社後は前職でのマネジメント経験を生かして、組織づくりや文化づくりに注力してきました。1on1を徹底したり、会議の仕方ひとつとっても事前の準備だったり、議事録を残すことだったり。

今では文化の面は自走できるような姿になっていると思います。12月のアドベントカレンダーもみんな自分から手を挙げて参加してくれるような積極性も生まれています。
理想の形を継続させることで「これが当たり前だよね」という文化に出来てきたと思います。

◆エンジニアの仕事は「クリエイティブ」

――現在のご担当について教えて下さい

現在は、バイセルの事業の中でも、販売側のシステムを担当する開発1部で部長を務めています。去年の10月からタイムレスを子会社化したことでシステムの統合やタイムレスオークションの立ち上げなど行っていました。

―― BST&TL AWARD 2021(バイセルの表彰イベント)で部門MVPの受賞、おめでとうございます!

ありがとうございます!基幹システムの導入や、新規事業としてオンラインオークションのリリースなどを行なったことで表彰を頂きました。

――他部署を支えるエンジニアとして、どんな姿勢を大切にされていますか?

言われたものを作るだけなら誰でもつくれる時代ですし、自社じゃなくて外注した方がコスパもいいかもしれません。けれど僕は自社のエンジニアの仕事はクリエイティブだと思っていて。
利用する人が考えてもみなかった事を、自分たちで課題を見つけて、解決するために何ができるかを企画・計画する。そういった動きのために、部署内外の小さな雑談も大事にしています。

そしてプロダクトは使ってもらって初めて価値が生まれます。自社向けに開発するtoBエンジニアだと、社内から積極的にフィードバックが貰えるところはとても良い点だと思います。例えばスマホゲームはtoCなので「お客様の声を多く拾える」って思われがちなんですけど、実は声はほとんど聞けないんですよ。

――たしかに「評価してください」ってアプリで出てきてもいつも閉じちゃいますね…

その点toBではビジネスとして使ってくれる人が確実にいて、「これは使いやすい」とか「もうちょっとこうしてほしい」という声を直に拾える。
自分が作り出したものが使われて成果がでたり、便利になったという実感を感じる事が出来ます。

しかも、バイセルやタイムレスは何より営業力が強い。例えばタイムレスのオンラインオークションで「あとひとつ商品が残っている」という状況で、僕らテックの感覚だと決められたルールに則って、売れ残りになっちゃうなと思うんです。
けど、彼らはそこで直接お客様に電話で営業しに行くんですよね。諦めず事業にコミットする姿勢を感じています。
そういった人たちがプロダクトを使ってくれて、企業を支えてくれているという感覚はとてもあります。

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◆テックの今後について

――今はバイセルのテックはどんなフェーズにあると言えそうでしょうか?

ここからもっと成長し、変化していく、新しいことにチャレンジできる環境にあります。
この成長過程に身を置けるというのはとても希少なタイミングだと思っています。今村さんがCTOとして参画したこともそうですね。
基盤となるリユース事業がSDGsなど社会の追い風も受けて順調な中で、エンジニアの力でもっと加速すると確信しています。

――今後の目標を教えて下さい!

今はバイセルの事業の裏方で活躍しているテックですが、いつか「自分たちのプロダクトで稼ぐ」ということができるといいなと思っています。
今CTOが掲げているリユースプラットフォームプロジェクトを業界全体が必要とする形にすることもそうですね。そういうチャレンジができる打席に立ちたいと思っています。


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ありがとうございました!
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