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【バイセルの本部紹介】経営戦略本部|立てた戦略は収益に変えてこそ。企業価値向上を目指す企画兼実働部署

おつかれさまです!PRチーム三浦です。
今回は経営戦略本部長、上之園さんにお話を伺ってきました。
頭脳派と思っていた経営戦略本部、実はかなり肉体派だったことが判明しました。

上之園洋祐(あげのその・ようすけ)
執行役員 経営戦略本部長 兼 経営企画部長
2018年入社、事業企画室室長を経て、2020年より現職
趣味:TOY VOX(暗闇キックボクシング)

◆あらゆる手段で「企業価値を高める」ことを目指す

――経営戦略本部の概要について教えてください。

経営戦略本部は、事業企画部経営企画部の2つの部に分かれています。事業企画部は部長以下5人、経営企画部のメンバーは部長兼任の僕だけです。

まず事業企画部の方からご説明しますね。業務としては大きく2つで、1つは「既存事業の収益改善」です。

――既存事業というと出張買取そのものの改善でしょうか。

そうですね。ただ出張買取ひとつとっても、マーケティング領域、アポイントの生成、査定・買取、商材管理、その後のB2B・B2C販路など、沢山の段階で構成されています。
簡単な例を挙げると、ある商材をより高く買い取ってくれる業者さんを見つけるだけでも、収益は改善しますよね。それぞれの段階を担う各部署と連携して、改善策を探しています。

もう1つは「新規事業による収益改善」です。これまでにない仕組みでの収益化を企画・実行しています。他社とのアライアンスで不動産や不用品への対応を広げるのはこちらの領域ですね。
ただこの既存/新規の境は曖昧で。新たに店舗買取を始めるとなったとき、新たなユーザーを獲得しにいくマーケティングの拡大にも見えるし、規模感的には全く新しい事業にも見えますよね。

結論としては「バイセルの収益を改善して企業価値を高めること」をミッションとして動いています。

――経営企画部はどのように動いているんでしょうか?

バイセルの中から事業を作っていくのが事業企画部であれば、経営企画部はM&Aでそれを叶えています。
ミッションは本部として同じく「企業価値を高めること」で、手段が違うので部署を分けている状態です。

――なるほど。どちらも戦略家が求められる部署ですね。

と、思うじゃないですか。
もちろん頭脳も大事なんですけど、実際は圧倒的に足を使う割合の方が多いです。
アライアンス先を探すのも、企画した後は1日中電話してアポとって、といった地道な活動です。企画を形にするためには、実際に行動する分量の方が多くないとできないんです。

――意外なお答えでした…!他社の一般的な経営戦略とは違うようですね。

そうですね。戦略だけ立てる、という部署ではないですね。
立てた戦略が収益に変わらないと意味がありません。他社さんよりも実行に重きを置いている部署だと思います。

◆立てた戦略は収益に変えてこそ

――思ったより泥臭い部署だということが見えてきましたが、「新たに事業を作る」とはどのように進めているのでしょうか?

アライアンスのように既存事業からの派生も、全くの新規事業も、どちらもあり得ます。

例えば、バイセルが突然ケーキ屋さんを始めたら…なんで?って思いますよね。全く関係がない事業だと、やはり難しい。
だけどもしケーキ市場で勝ち上がる要素が「コレだ」と分かっていて、それがバイセルにあるというのなら、もちろんOKです。

バイセルの強みが活かせて、会社として取り組む意味があるのであれば、業種や業態が違う領域でも全く問題ありません。「うちの強みってなんだっけ」というところをきちんと理解して、横展開していく感じです。

――「着物の買取が多い」や「シニア層のお客様が多い」なども強みのひとつでしょうか。

バイセルのお客様には50代以上の女性が多いですが、では「50代以上の女性に向けた新規事業」とするとあまりにターゲットが広すぎます。

今のお客様もどんな経緯を経てバイセルに買取を依頼された方なのか、買取の後に予想される行動にはどんなことがあるのか、ニーズやタイミングを深堀りしていくことで、「バイセルで出張買取を利用された50代以上の女性のお客様」に次に刺さるサービスがより具体に見えてきます。

一方、このターゲット層に更に深くアプローチできることは強みでもあり、まずは出張買取を体験していただかないといけないという点ではスケーラビリティが低い。となると、会社の他の強みを活かして、新たなユーザーにアプローチする動きも検討することも大切になります。

――なるほど…本当の強みはどこかという発見力が大事になってくるんですね。

大事ですね。ただこれも戦略の部分で、重ねてになりますが実際はその後の実行の部分がもっと大切です。

◆諦めないゼネラリスト、求む。

――ここで働く魅力はどんな点にあると思われますか?

新規事業を収益化しようと思うと会社をひとつ作るようなものなんです。
自分で会社を作って、経営者になって、ひとつの事業を作り上げていく、そのプロセスを社内に居ながら経験して成長できることがこの部の魅力だと思います。

――起業家を目指す方がバイセルに所属して、どんなことが得られそうでしょうか

「会社を作ろう」と思っても、自分ひとりだけでできることって、やはり限られてしまうんですよね。
バイセルには、マーケティング、セールス、テクノロジー、コーポレート、ロジスティクスなどなど、流通にかかわる様々な機能があって、その道のプロがいる。戦略の立案に留まらずに実行まで関わる中で得られる幅広いスキルと経験を得ることができます。
沢山の人や考え方に触れて収益化への道を模索する日々なので、自分探しの旅をしている人にも良いかもしれません(笑)。

――事業企画部で活躍するのに求められるスキルとは?

幅広い知識を本質的に理解できることは大事ですね。
逆に、何かの専門知識だけでは、この部署だと活かしにくいと思います。テック領域も、マーケ領域も、基本概念は理解しておかないと、各部署と会話ができません。
自分の知識をもっと広げていきたいという方には非常にマッチすると思います。

その他、キャッチアップの早さ、行動力、想像力など、挙げればたくさんあります。
しかし何より大事なことは、諦めない心です。
事業を考えるって、やったことないことを実現させようとするので100考えても99失敗するのが普通です。企画だけに終止せず、実行に向けて「これは譲れない」「こうなりたい」とモチベーションを維持できる方とはぜひ一緒に働きたいです!

――必要スキルはかなり多岐にわたっているんですね…!

そうなんです。諦めないゼネラリスト、採用活動が難しいんです(笑)。
我こそはという人はぜひ一度お話させてください!

――今後の目標について教えて下さい。

企業価値に掛け算を起こせる事業を自ら起こしていくこと。これに本部の皆でチャレンジし続け、心折れずに1回の成功を目指します。
バイセルが世界的に、社会的に、もっと必要とされる会社に、そして面白いチャレンジをしている会社だなと思われるようになりたいですね。

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すべてはバイセルの企業価値を高めるために…!
今日も泥臭くチャレンジし続ける経営戦略本部。
我こそは!という方のエントリーをお待ちしております!

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