買ってもいいもの

Buy Nothing Project
ほしいものや必要なものをお金で買う前に
他のあらゆる可能性を探る考え方。
2013年にRebecca Rockefeller 女史が始めた社会実験活動。
買い方や捨て方を見直し、
必要なものは「ギフト」として譲ったり
譲り受けたりして分かち合い
暮らしに贈与経済を取り入れようという提案。

けれど何にも支払いをせずに生きていくのは難しい。
買ってもいいものとして
①食べ物、外食
②家賃、光熱費
③交通費
④薬、洗面、衛生用品
⑤教育
⑥切手・郵送費(梱包材を除く)
⑦寄付・献金
⑧各種体験のための入場券やイベント参加費
⑨アート・文化・学問の振興費など
以上9つの項目があげられている。
これらの中にも工夫すれば
「買わずに」賄うことができることもたくさんある。

私は2021年に服部雄一郎氏が翻訳した
「ギフトエコノミー」を読み、
この活動を現在の住まい
岡山県新見市で実践してみようと
「Buy Nothing Project にいみ」を立ち上げた。
贈与経済とはなんぞやという話を
公民館の「ギフトエコノミー講座」で講演し、
無償でモノを提供したり受け取ったりするイベント
「くるくるひろば」も開催した。
次回は「買わずに暮らせるもの」の実践例を紹介したい。

興味を持っていただきありがとうございます。励みになります。「分かち合い」によって解ける問題があると考えBuy Nothing Project にいみを立ち上げました。ご意見ご感想もぜひお寄せください。