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時間〜平等な24時間での気付き〜

時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして浪費してはいけない。ドグマに捉われることなく24時間の価値を最大化させなければならない。
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ほとんどの人が自分のスタイルやセンスを確立するまでにかなりの時間を要する。早ければ10代には自身を完成させている人もいれば遅ければ死ぬまで気付かない人もいる。様々な経験則やインプットから自身の価値観で取捨選択しながら人格・思想を作り上げていく。
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世の中は無数の「気付き」だと思う。それらの気付きが自分を確立する要素の1つ1つである。あることに気付くだけで物事が一気に進んでいったり、1年で5年分成長することもできる。そうした気付きを得るためにやはり学びをやめてはならない。
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僕の場合は26歳がこの気付きのタイミングだった。自分がどういうことに幸せを感じるのか、どうなりたいのか、どうあれば良いのか、それを徹底的に見つめ直すことでようやく自分を知り、確立できるようになった。今更ながらゆっくり遠回りしてしまったと思う。ただそこからは成長速度が違う。人間的にもブレなくなったと思う。
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そもそも人と比べることが自分の信念を霞ませていた。他人の生活に嫉妬して劣等感を抱いたり、他人の一言に傷ついたり、他人のために使う時間が邪魔だった。綺麗事抜きで幸せの本質は自己満足でしかない。だから自身の心に誠実に生きることが至上の幸福だと感じる。
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そのために信念を宿すというのは大切だ。26歳までの僕はどう思われるとか、他者に嫌われたくないとか、万人に気遣っていた。それで自分を殺したり共感性の高い人になろうとした。いわばブレブレ。それでもやっぱり嫌われたり居心地の悪い空間は多々ある。学校やサークル・バイト先はそういう仲間外れにされていく感覚を味わったこともある。
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でも実際、自分に嘘をついてまで好かれようと無理しても意味がないのだ。大人になってからの友達は選べる。離れていく人は自ずと離れていく。そういう人達を追わないことだ。インスタで繋がっている人にも一生会わない可能性の方が高い。今ははっきり言って誰にどう思われてようが構わない。何より自分が最も信頼でき、自分の信念に自信があるからだ。
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根拠はないけど自分に期待をしている。若いからという理由ではなく。誰もがもっとやれるはずだと思ったほうがいい。残された時間は限りなく短い。そして平等に配分された24時間。時間が惜しい。これまでかなりの時間を費し、ようやく辿り着いた自分という存在。ここから先は無駄にしたくない。しなやかさをもって価値観を更新し続け自己実現の領域へ。

#アイデンティティ
#この世の中で最も価値が高いものは時間

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