~株式で大暴落があってもなぜ問題がないのか~
投資を躊躇する理由に、暴落などが怖いという声があります。
確かに積み上げた資産が半減するなどあると、精神的にはキツイですね💦
リーマンショックでは株価は56%リダクションしました。
株式投資をしている人は最悪株価が、半分になる瞬間があることは覚悟しておくべきことです。
では、なぜそんなことがあるかもしれないのに問題がないのでしょうか。
理由は『投資は余剰資金でやるから』です。
ここがブレルと、場合によっては狼狽売りをしないといけなくなります。
例えば、40歳、8歳と5歳の子供2人 年間の生活費500万円、預金1500万円があるとします。
今後のライフプランを考えると、お金を大きく使うのは、住宅購入、大学費用、老後資金です。
住宅購入は、その方の希望によります。
大学費用は、約10年後、13年後です。
老後資金は、25年後ぐらいのイメージでしょうか。
つまり、住宅の頭金を入れないと仮定するとお金を大量に消費するまでに、10年間の期間があります。
ここまでに貯めるべきお金+生活費+α(万が一会社を辞めるなどあっても一時的に暮らせるだけのお金)以外は余剰資金です。
投資にまわすべきお金はこの余剰資金です。
上記で考えると、1500万円のうち、一年間は無職でも生活できるだろう500万円は確保、子供の大学費用として、まず250万円を確保、保険的に200万円を確保、残550万円ぐらいを投資にまわしてもよいお金と私なら考えます。
さて、この550万円が、275万円と半分になったとします。
悲しいですが、生活は何も変わらないのです。
なぜならば、余剰資金で今すぐ使う予定はないからです。
このまま275万円だと困るのですが、基本的には株価はいつかは戻ります。
ただし、550万円を一括で株式投資してしまうと高値掴みになる可能性もありますので、時期やアセットを分散して投資していきます。
このように、ライフプランを考えて、余剰資金で投資をすれば、仮に暴落があっても、何も生活は変わりません。
ちなみに、投資にどのぐらいお金をまわすのかは、その方のライフプランやリスク体制などにより上下します。
例えば、もしかしたら、病気で働けなくなるかもしれない!などが心配な方は余剰資金はほぼありませんので、投資はしない方が良いかなと思います。
一度今後お金をどれぐらい使うかをざっくりで良いので、計算しておくと安心して投資にお金がまわせると感じます。
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