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自意識を貼り付けた顔で笑うな

そういえば昔、舞台上で笑うなと言われたことがある。お前のその卑屈な笑顔が大嫌いなんだと。それから極力、舞台上で笑わないように努力はした。が、はてさて。

卑屈な顔というとピンとこないけれど、自意識を貼り付けた顔ということが言いたかったのではないか、、まぁ、その演出家が言いたいことなんか今となってはどうでもいいのだけれど、今も昔も自分が苦しめられていているのは自意識という存在だ。人に嫌われることを過度に恐れているのでいつも空気を読んで顔色を伺って意見言う。結果、集団にいるととても疲れる。腹の中を探らなければならない相手が多いと疲れる。そして、その中で空気を読んだ発言をすることはとても疲れるし、自分の思考スピードを待ってはくれない。

自意識の捨て方?みたいなものをネットで調べまくって、自己啓発本も読んでいて2つだけ実践しようと思ったことがある。

人の気持ちを先回りして決めない。嫌われたかな?がっかりさせたかな、と思ったところで誰もわたしのことなど気にもしていない。自分を気にしてもない人のことを考える時間がもったいないし、嫌われたところで付き合いをやめればいいだけのこと。

取り越し苦労をしない。先回りして起きるかもしれない最悪の事態を考えてぐるぐる悩まない。もし起きたらそのとき考えればいいし、どうにもならなければ辞めたらいい。

とにかく息苦しい。今年に入ってからあまり寝れない。先のことを考えて絶望し、望みはないように思われるけれど、ほんとうに絶望したときは全てを辞めてやろうと思う。というか、正直演劇も辞めようと思っているので、こんなことを悩んでいられるのもあと少しかもしれない。



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