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意思決定ができる人は何をしているのか〜確率思考のススメ〜 〜深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」〜


深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」       
Vol.56   2021.1.26号


ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。

この配信型授業はあなたの数学的思考力を飛躍的に高めるヒントをお伝えするものです。
多くの大手企業やプロスポーツ団体などに採用されている研修プログラムがベース。
実践し続けることでビジネスで使える数学的思考が身につきます。

数字と論理で考える力は説得力あるロジック作りに役立ちます。
それはつまりビジネスコミュニケーションの質が劇的に高まる。
それは突き詰めていけば、あなたの「稼ぐ力」を高める。
これがこの授業のコンセプトです。

ではさっそく始めましょう!



【メイントピック】意思決定ができる人は何をしているのか 〜確率思考のススメ〜

本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。

今年の夏頃に「確率思考」というテーマで新刊本を予定しています。
そのエッセンスをこの授業だけで先に小出ししていこうと思っています。
この授業にご参加の方だけの特典。
ぜひとも先取りで学び、ビジネスや人生にお役立てください。

なぜ私が「確率思考」というテーマでメッセージを発するか。
それは世の中の人たちがもっと意思決定で悩まないようにするため。
そのためのヒントを提供するためです。

意思決定。
大切なテーマですよね。
そこでさっそくですが、ひとつ重要な問いを皆様に投げかけます。


Q
あなたが何かを決めるときのルールはなんですか?
換言すれば、あなたはどうやって「決める」という行為をしているのでしょうか?


例えばいまあなたはこの授業に参加しています。

これもまた、“決める”の結果です。
あなたは参加すると決めた。
だからここにいます。
あなたはどうやって決めたのでしょうか。
そもそも、人は決めるとき何をしているのでしょうか。
きちんと問いにしておきます。


Q
あなたはこの授業に参加することをどうやって決めたのでしょうか?


このような問いをした時の、多くの方の答えはこのような内容です。

「そうですね…なんとなくこの数学的思考というテーマに興味があって。あとは深沢先生ってどんな人かも興味があったので」

私にとってとても嬉しい内容ではありますが、一方でこのような指摘をせざるを得ません。
私は意思決定した際の「方法」についてお尋ねしています。
しかしこの回答は意思決定した「理由」をお答えいただいているのです。
これは重要なことなので繰り返します。

「決める方法」を尋ねているのに「決める理由」を答えてしまう方が多いこと。
「決める方法」と「決める理由」はまったく違うこと。

多くの人は「決める」がとても大事だということに同意してくれます。
もちろん私もそう思います。
そして「決める」を終えた人にその理由を尋ねると、それっぽい、後付けの「理由」を語ってくれます。
でも、どうやって決めたのかを説明することと同義である「方法」を語れない。
これって、何かちょっとおかしいと思いませんか。

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4,945字
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