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管理職1年目からの数値化マネジメント 〜ビジネス数学・ワークショップ〜

本年度は管理職向けのプログラムを新たにリリースいたします。

早くも某銀行系のコンサルティング会社が公開講座としてご採用くださっています。

管理職向けの数字をテーマにした研修。

あなたはどんなものを想像するでしょうか。


もっとも多い答えが「財務や会計」ではないでしょうか。

これまではそうだったと思います。

もちろん財務も会計も重要です。

会社の数字が読めることはその企業の体調を知ることになり、それはマネジメント層の仕事に大いに役立つでしょう。

しかし私はこのようなテーマは「大きなサイズ」だなぁと思うのです。


大きなサイズ。


どういうことか。

戦略を描く、方針を立てる、未来を予測する、現状を把握する、経営層と対等に対話する、、、

このような目的にはとても有効でしょう。

しかし管理職の皆様は常に仕事でこのようなことをしているわけではありません。

もっと細かい、現場の泥臭い仕事もたくさんしています。


部下を観察する。

部下の相談に乗る。

細かい仕事の目標設定をする。

会議で部員の士気を高める。

部下の成長を願い、あえて厳しいことを言う。

失敗して落ち込んだ部下をランチに誘う。

「そんなのどっちでもいいよ」と口から出そうになるのを堪えて意思決定する。

経営層の興味や機嫌を気にする。

・・・・・・・・・


細かいこと。

つまりサイズが小さなことです。

もっと大事な仕事がある。

その通りです。

でも、現場は戦場です。

ビジネス書やビジネスセミナーで語られる「デキる管理職がしていること」「成果を出すためにすべきこと」ばかりできません。

重要であることはわかるけれど、そんなサイズの大きい仕事ばかりはできないのです。


そしてこれらサイズの大きい仕事は、彼らの「明日の仕事」に結びつきにくい。

それを学ぶとしても、どうしても半年後、1年後のためになる。

日々、戦場で戦っている彼らが欲しいのは、「明日の仕事」に結びつけられるもの。

これが多くの管理職の本音です。



管理職1年目からの数値化マネジメント



新たにリリースするこのプログラムは、まさにこの「明日の仕事」に直結する数字の話。

「財務や会計」以前の数字の活用法と言えます。

マネジメントとは、組織が成果を上げるための道具や機能と定義されます。

したがって数値化マネジメントとは、組織が成果を上げるための数値化する道具や機能と定義されます。

堅苦しく申し上げましたが、要するにマネジメントを上手にやるためにうまく数値化しましょうということです。

数値化することでマネジメントはうまく機能する。

そういう提案です。


管理職の日常の仕事は大きく分けると2つあります。

その2つを、数字をうまく活用することでやる。

そして自分自身はもちろん、部下にも結果を出させる。

このプログラムは、そんなことを目的にしています。


2つとは何か。

それはまた機会をあらためてこのブログや動画で紹介いたします。


財務や会計はサイズが大きい。

これは経営という視点での数字の話だからです。

一方、数値化マネジメントはサイズが小さい。

なぜなら現場という視点での数字の話だからです。


もちろん、両方必要です。


企業はその違いを正しく理解し、うまく活用いただくことで管理職の育成に役立てて欲しい。

年度内にこの「数値化マネジメント」をeラーニングで学べる予定です。

ご期待ください。




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ビジネス人教育、講師養成、作家、独自の数学でいろいろやっています。
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