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「入門」を教えることがいちばん難しい ~ビジネス数学教育家・深沢真太郎


たまたま東京の紀伊國屋書店本店に足を運びました。
まだ一等地で新刊「わけるとつなぐ」を展開していただいていました。
書店はもちろん、出版社の営業担当者のご尽力によるものでしょう。
このようなコツコツとした活動が、ひとりの読者に本を届けることになります。
心から感謝すると同時に、著者として誠実に、恥ずかしくない発信をしなければとも思います。

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本題。

本日は新たにリリースするeラーニングの収録。
1時間ものを3種類。
ビジネス数学の理論を学べる導入講座です。
早ければ11月中にはリリースできそうです。

私が一貫して意識していることがあります。
「入門」にあたるものを教えることです。
ビジネス研修も書籍も今回のeラーニングも。
すべて、「入門」と位置付けられるような内容を教えています。

何事もそうですが、「入門」を通過しないとその先に進めません。
泳ぎの基本であるバタ足ができないと、クロールや背泳も難しいでしょう。
いや、まずそもそも顔を水につけられないと泳ぐことは不可能でしょう。

しかし、実はこの「入門」を教えることがとても難しいのです。
水が怖い人に、顔を水につけられるようにするためには様々な創意工夫が必要です。
心に寄り添い、理屈だけでモノを言わず、根気よく付き合う必要があります。


言葉を選ばずに言えば、これはとても「めんどくさい」ことです。

優秀な人ほど、すでに泳げる人ほど、ここのサポートがめんどくさいと感じるものです。
すでにクロールで泳げる人にもっと早く泳ぐ術を教えることの方がずっと楽しいのです。

「入門」を教えることはめんどくさい。
でも誰かがやらなければならない。
「入門」が正しく機能していないから、人々はその先に進めない。
その先に進めないから、優れたプレイヤーや教育者も誕生しない。
結果、様々なものが停滞してしまいます。

私はそう思っています。

ビジネスにおける数字の教育も同じ。
「入門」を教えることは実はとても難易度が高い。
だからこそ、私はそこにポジションを置いて教育活動をしています。

「入門」が必要な方はいつでも学びにお越しください。
このご時世ゆえ、対面型ワークショップはすべてオンラインで開催しています。


数字に強いロジカルパーソン育成プログラム 対面型ワークショップ


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