見出し画像

数字が好きな人ほど、好きな数字がある 〜東京商工会議所セミナー〜

東京商工会議所。公開講座。


人を動かす数字を使った伝え方講座


感染症対策を万全に開催。ありがとうございました。


画像1

画像2

画像3

画像4


参加者の皆様も誠実な方ばかり。感染症の時代ならではの様々な「制限」にもご理解をくださり、無事に終了することができました。あらためて、御礼を申し上げる次第。


みなさん、ありがとうございました。お互い頑張りましょう。


最後のこの言葉は、表面的なものではなく心からの言葉でした。

ある仕事におけるプロフェッショナルどうし、お互い頑張りましょう。


私のコミュニケーション講座は「思っていた内容と違いました」というフィードバックがとても多い。この日も数人からそのような声をいただきました。どちらかと言うとそれはネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味のようです。


数字で説得力ある伝え方をしましょう。


そう聞くと多くの方は机上のデータ分析を学ぶこと、コンサルタントが作るようないかにも「それっぽい」資料を作る方法を学ぶこと、データサイエンティストの仕事術の事例、などを学ぶのではないかと想像します。そしてそれを期待して、私の研修に足を運ばれます。

しかし(一度でも私の研修を受講いただいた方はご存知かと思いますが)私のコミュニケーション研修はその想像を見事なほどに(笑)裏切る内容になっています。

なぜか。

私はこれまで「見事に完成された立派なプレゼン」「まるでビジネススクールの模範解答のような美しくリッチな説明資料」をたくさん見てきました。いいね。すごいね。

でも一方で、そのプレゼンや資料でうまくいかなかった事例も数多く見てきました。


まるでビジネススクールの模範解答のような美しくリッチな説明資料で、見事に完成された立派な、でも残念ながら人を動かせないプレゼンテーション


それをたくさん見てきました。

それらは、最も大事なことを外しているんです。そこじゃないんですよ。そこじゃない。それで仕事がうまくいくならみんなビジネススクールに行きます。みんなスティーブ・ジョブズの真似をします。(ビジネススクールやジョブズ氏がダメと言っているのではない)

でも、現実はそんな簡単ではありません。それだけではうまくいかない。それが現実。


なぜ、


まるでビジネススクールの模範解答のような美しくリッチな説明資料で、見事に完成された立派な、人を動かせないプレゼンテーション


はこの世に存在するのでしょうか。完成された模範解答。にもかかわらず、それで人が動かない。一体なぜでしょうか。その答えがわかったとき、本当の意味で「数字で伝えて人を動かす」とはどういうことかが理解できます。私は様々な講義や研修で、それを伝えているのだと思います。きっと。


みなさんもぜひ考えてみてください。


ビジネスにおいて、数字とは説得力です。数字(データ)で説明すれば、説得できる、、、、、、、、、はずです。でも現実はそうじゃない。いったいなぜ?

本日の参加者の皆様には、その理由がよくわかったと思います。

現場でのご活躍を祈っています。


最後に、この日のメッセージをひとつここでもご紹介。


「数字が好きな人ほど、好きな数字がある」 


言葉遊びではありません。本質の話です。


その真意は、この日の参加者だけに。





定期的に情報をお届け 〜ビジネス数学・ニュースレター〜


いただいたサポートは、書籍の執筆業務や教育現場での活動を拡大し皆様にシェアする情報をさらに届けるために使わせていただきます! noteの「スキ」やamazonの書評も大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。