お知らせを2つほどします。

3月は年度末かつ今年は震災から10年目というとこともあり、なかなかじっくり振り返る機会となかったのですが、2つほどお知らせがあります。

①大堀相馬焼松永窯西郷村工房がリニューアルします。

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こちらは8月に一旦工房が取り壊しになった、実家松永窯の工房ですが、3月16日にリニューアルします。
(直前ですいません笑)

生産・発送が全ストップするかと思いきや、ご縁に恵まれ、2月末まで元々幼稚園だった場所をお借りし、梱包や発送を行ってたり簡単な製造をしておりました。

後述しますが、浪江町にも協同で拠点ができ、数十年かけて大堀地区で少しづつ再建をしていこうと考えている中、西郷村の工房の意味合いは「文化と人の交流の発信拠点」としていきたいと思います。
東北新幹線新白河駅から車で10分、白河ICから5分という好アクセスということから首都圏からの来訪も多いです。そんな便利な立地ですので、

大堀相馬焼だけでなく、縁器屋でお世話になっている工芸やアート作品も置いたり、定期的にポップアップイベントも開催し、文化と人の交流の場としていければと考えています。コロナが落ち着けば海外のアートや工芸も招致していきたいです。

絶賛、人を募集しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

大堀相馬焼の工房長候補

https://www.job-j.net/fukushima/job/J22155508/?ref=reco

大堀相馬焼・製造補助募集

https://www.job-j.net/fukushima/job/J22155509/


②浪江町での拠点ができます。

【道の駅グランドオープン】
3月20日にグランドオープンし大堀相馬焼協同組合と鈴木酒造店が『なみえの技・なりわい館』に入ります。

なりわい

一昨年くらいから、協同組合の土地をお借りしていた二本松市より元々の期限もあったことから、仮設の共同窯&共同販売所の撤去を伝えられ、今後の運営体制をどうするかというタイミングで、組合の運営のサポートに携わらせていただき移転から浪江の拠点完成の2年間の空白期間の中、賛否両論ある中での特定の事務所は設けずにテレワークベースでの運営でしたが、物理的な拠点ができました。せっかく建てていただいた建物と機材を維持できるだけの運営にしながければという焦りもあり、そこに関しては今も色々と議論や思案しているところです。

一緒に入居する鈴木酒造さんも元々輸出やWEB関連でご一緒させていただいており、大介さんがおっしゃっている「世界一の酒をつくりたい」という志を少しでもご一緒できればと思っています。

協同ではありますが、元あった場所に拠点ができるということはかなり重要な一歩であり、元々の場の力を借りた仕事ができるのは、かなり力になるなと思います。ここから担い手の育成をしていき、今後、大堀地区などで窯を独立して作る人が増えてくれればと思っています。

あと今後は個人的には浪江町は再生可能エネルギーやロボットなど先端産業が環境が集積しつつあるので、その辺と組みながら何かしたいなと思っています。

10年目の節目も終わりましたが、相変わらず色々なところへ行って色々なことをしていくかんじなんだろうなと思います。

引き続きどうぞ宜しくお願いします。

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