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視点を変えよう(知識・勉強・努力について)

「知識」「勉強」「努力」
この3つに共通することは何だと思いますか?


それは
積み重ねるもの
と言われていることです

「知識」は積み重ねだ
「勉強」は積み重ねだ
「努力」は積み重ねだ

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

しかし、私はこれに疑問を感じます
果たしてそうなのか?と


「知識」も「勉強」も「努力」も
蓄えた分だけ
勉強した分だけ
努力した分だけ
積み上がるのでしょうか?


そんなことはない

ということは皆さんご経験されてきて
自明でしょう

では
これらを表すために
より適した表現はないのでしょうか?

私が思う
「知識」「勉強」「努力」
という言葉を向上心を表す際に使う言葉として
適していると思う表現は

破壊と再生の繰り返し

です

なぜか?


童話『3匹のこぶた』を例にご紹介します
『3匹のこぶた』は皆さんご存知の通り
3匹のこぶたが
それぞれ藁、木、レンガで家を建て
藁と木の家は狼に吹き飛ばされてしまいますが
レンガの家は無事に済み
狼の撃退に成功する
といった内容の物語です

この物語では
3匹が別々に行動していますが
もし
これが1匹のぶたによる行動だとしたらどうでしょうか?

ある1匹のぶたが藁の家を創りましたが
狼に吹き飛ばされてしまい
辛々逃げた先で
今度は木を使って家を建てました
しかしそれでも吹き飛ばされてしまい
また逃げた先で
今度はレンガの家を建ててみると
吹き飛ばされされることなく
見事狼を撃退することができました

という風に

そしてこの改変した物語には
「知識」「勉強」「努力」の要素が
全て含まれているのにはお気づきでしょうか?

このぶたは
藁や木では狼に吹き飛ばされるという「勉強」をし
藁や木は耐久性が弱いという「知識」を得て
狼に食べられないために行動し続ける「努力」
の結果として
レンガの家を建てるという決断に至り
狼を撃退するという成果が得られたと

そう言うことができるのではないでしょうか?

このことから
「知識」「勉強」「努力」は
破壊と再生を繰り返すもの
という表現ができるのではないかと
私は考えています

そしてこの物語から分かるように
この3つは破壊すなわち失敗するという苦い経験がなければ培われないという
なんとも厳しいものである
と捉えることもできるのではないでしょうか?

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