どうでもよいことになるべく頭を使いたくない

例えば「今晩何食べたい?」みたいな質問に対して基本的には「なんでもいい」と答えることが多い。別にそれで夕飯に何が出てきてもこちらとしては一切文句はないんだがたまに「なんかないの?」みたいなこと言われて困る。

困るというのは、それならと具体的に「○○がよい」と言ったところで本当にそれが出てくるとは限らない -太るから駄目などという謎の理由で拒否されることも多々ある- し、そもそもそのとき本当に食べたいと思ったものが家庭で作れるものではない場合もある。

であればこそ、どうせ言っても無駄なことにあまり頭を使いたくない俺は、先に書いた「なんでもいい」という返答をするわけだけど、相手からすればこいつは何も考えてないなということで不満のようだ。一緒に考えて欲しいみたいなエモーショナルな部分を求められているのはもちろん俺にだってわかるんだけれど、どうしてもこういう自分にとっては大して重要でない物事に対して頭を使うことについて、めんどくせぇが先に来てしまって困っている。

得てして男の場合、何か問題解決を求められると脳みそが働くという傾向があるように思うから、聞くときは「夕飯は何がいい?」ではなく、「夕飯が決まらなくて困っているから解決してくれないか」という形でのアプローチをしてくれるともしかしたらもう少しまじめに考えられるかもしれない。

2016/3/16

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