8. 脚本の読解

※今回から3記事のみ訳あって有料ですが、サークルから3記事全てを100円(1つ33円です)で読む事が出来ます。最終回(12)の手前(11)で再び無料記事になります。気軽に覗きに来ていただいてた方は、また是非11から来てください。詳しくはこちら

 今回から仕事を依頼された後の仕事内容にふれていきたいと思います。(注意:脚本の読解とはどういう事か、について考えたもので脚本の読解のやり方が書いてあるものではありません)

 まず、良く知られた「役作り」話から。中身を読んで、原作なら原作を読んだり原作者の他の作品に触れたり、外見については髪を伸ばしたり、髭を伸ばしたり、日焼けしたり、焼けないよう気を付けたり、痩せたり太ったり。方言、職業を持つ役であればその技術を学ぶ。一般の人でも耳にする、想像できる部分ですね。役者さんも喜んでそういう話をしてくれます。それ以前に大前提の大事な話があります。
 脚本家の世界観、世に問いたい事を受け止めて、俳優として、作品の拡声器にならなければなりません。(これを意識している人が本当に少ない。11の回で改めてお話します。)仮想人間の為の作曲を生身の自分が生きるように作曲しなおします

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