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コロナワクチン接種との因果関係を判定しているのは臨床医ではないのか?

11月25日に、「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」による「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会」が、衆議院第一会館で開催されました。今回は、コロナワクチン接種後に亡くなった方の遺族が、直接厚労省の職員に疑問を投げかける機会となったという点で重要です。けれども、厚労省職員の回答は、遺族が納得できるものではありませんでした。

ニコニコ動画のアーカイブ

アーカイブは、ニコニコ動画で見ることができます。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41422325

追記:なんと、ニコ動も削除されたそうです!国会議員が主催した勉強会の動画は、デマではありません。それなのに、なぜ削除しなければならないのでしょうか。そこには、知られたくない「真実」があるということではないでしょうか。後ほど、別の媒体で再度公開する予定とのことです。

rumbleで公開されました。

動画を見る前に、参加した医師・大学教授について知っておくと、どのような立場で発言しているかわかりやすいと思います。

参加した医師・大学教授(登場順)
・京都大学名誉教授 福島雅典氏
・高知大学特任教授 佐野栄紀氏
・名古屋大学名誉教授 小島勢二氏

京都大学名誉教授 福島雅典氏


京都大学大学院医学研究科では、2000年に日本で初めての公衆衛生系専門職大学院として社会健康医学系専攻(SPH)が設置されました。設置時に、正規講座として日本で初めての薬剤疫学分野の教室が設立され、初代教授として福島雅典先生が副作用の事例研究や薬害防止、画期的な疾患登録および癌の電子カルテの開発に尽力されました。

https://kupe.med.kyoto-u.ac.jp/history.html

京都大学のサイトには、「副作用の事例研究や薬害防止、画期的な疾患登録および癌の電子カルテの開発に尽力されました」と書かれています。

下記のインタビューでも、コロナ対応やワクチン接種後の死亡事例について語っています。

「薬を飲んで、いつもと違うことが起こったら薬のせいと考える」これが薬害防止の基本姿勢です。


特別インタビュー
科学的怠慢に満ちた国の新型コロナ対応 より

上記のインタビューに出てくるIgA抗体に関する研究は、下記のことだと思います。


今回、福島氏はかなり感情的になられていますが、それは積もり積もった思いがあったからだと思います。

例えば、2022年3月31日放送のCBCテレビ「チャント!」でも、今回と同じことを言っています。開始から5分ぐらいで登場します。

「厚労省は、因果関係が否定できないなら全例調査をするべきだ。それをしないのは科学的怠慢といってもいいと思う」と語っています。

それから約8ヶ月たっても、厚労省は全例調査をしようとしていません。さらに、厚生労働大臣宛に意見書や情報公開請求、公開質問書を出しても、回答がもらえないそうです。

京都大学名誉教授 福島雅典氏のスライドより


京都大学名誉教授 福島雅典氏のスライドより

上記の事例は衝撃的でした。動画で確認できますが、下記のような死亡事例です。

京都大学名誉教授 福島雅典氏のスライドより
京都大学名誉教授 福島雅典氏のスライドより
京都大学名誉教授 福島雅典氏のスライドより

解剖して心臓を触ったらフニャフニャだったと聞いて、福島氏もビックリしたそうです。

横紋筋融解症は、他の医薬品でも副作用として起きることがあるので、厚労省は対応マニアルを作っています。

重篤副作用疾患別対応マニュアル 横紋筋融解症

患者向けマニュアル

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1c10.pdf

先ほどの事例では、心筋が横紋筋融解してしまったとのことで、これは明らかにワクチンによるものなのに、いまだに「評価不能」としていると、福島氏は怒りをあらわにしていました。

コロナワクチン接種後の横紋筋融解症については、下記でも取り上げました。

高知大学特任教授 佐野栄紀氏
佐野氏は高知大学医学部皮膚科学講座の特任教授で、2022年9月に下記の論文を発表しています。

高知大学医学部皮膚科学講座の山本真有子助教と佐野栄紀特任教授らの研究チームの論文が、ワイリー社のオンライン雑誌「Journal of Cutaneous Immunology and Allergy」に掲載されました。
 
本邦では、国民の8割以上が2021年より開始された新型コロナウイルス(COVID-19)のmRNAワクチンの2回目接種を完了していますが、皮膚障害を含む様々な副作用が多数報告されています。
 佐野栄紀特任教授らは、ワクチン接種後に皮膚症状が発現した患者の皮疹部を調べた結果、COVID-19のスパイク蛋白(※)が検出されたことから、ワクチンの副作用としてmRNAがコードするスパイク蛋白が皮膚病態に関与している可能性を示唆しました。
 本研究は皮膚での検討でしたが、今後臓器で発現するスパイクにおいても同様に証明することができれば、mRNAワクチンによる臓器別副作用の証拠となりうるかもしれません。

<論文名>
Persistent varicella zoster virus infection following mRNA COVID-19 vaccination was associated with the presence of encoded spike protein in the lesion
<和 訳>
新型コロナワクチン接種後に生じた遷延性水痘帯状疱疹ヘルペス感染症の皮疹部にワクチンmRNAがコードするスパイク蛋白が存在した

https://www.kochi-u.ac.jp/information/2022090500015/

佐野氏のスライドでは、コロナワクチン接種後の皮膚症状を記録したものが紹介され、衝撃的な事例が多数ありました。

高知大学特任教授 佐野栄紀氏のスライドより


名古屋大学名誉教授 小島勢二氏 

小島氏は、小児がんや血液難病患者の診療、新規治療法の開発に従事し、2016年に名古屋大学を退官。同年5月に、名古屋小児がん基金を設立。コロナワクチンについては、厚労省が出している副反応疑い報告やデータを丁寧に調べ、矛盾点などを指摘しています。


10月18日に開催された大議論会でも、小島氏は厚労省が出している報告やデータについて疑問を投げかけていました。

下記の記事では、ワクチン接種との因果関係について、小島氏が丁寧に説明している動画を取り上げました。

今回小島氏は、「コロナワクチン接種との因果関係を評価しているのは誰なのか?」という疑問を厚労省職員に投げかけました(83分頃から)。小島氏は以前から「臨床医が判定しているとは思えない」と考えており、医師免許の取得率についても答えられないというのはおかしいと言っています。これに対して厚労省職員は、「必要な資質を持ってものが対応している」というだけで、納得できる回答はしていません。そのような判定で「因果関係の評価不能」と言われても、遺族は納得できるはずがありません。

どのような専門家が何人いるかハッキリと答えられないような会議で決まった判定を、どうして信用できるのでしょうか。これは非常に重要なやりとりだったと思います。

勉強会の動画は約2時間ありますが、テレビ番組では取り上げられない、とても重要なことが語られています。

ニコニコ動画のアーカイブは削除されたので、rumbleで再度公開されました。
https://rumble.com/v1xzrtm-1125.html

厚労省は、過去の薬害事件でも、危険性がわかっていたのに隠し続けていたという事実があります。