体重が増減する仕組み⑨

記録ダイエットで体重が85キロ→72キロに。

前回は減量時の筋肉の減少について述べた。

今回はリバウンドしにくい身体づくりと習慣について。

せっかくダイエットしても、しばらく経つと元どおり、或いは以前よりもっと太ってしまった、と言う話は枚挙に暇がない。

かく言う私も2-3キロ減らしては、4-5キロ増やす、というようなことを何度も繰り返してきた。

リバウンドを避けるのに最も大事なのは、
減った体重を維持する生活・行動様式を、
自然なものとして定着させる、ことだ。

体重は日々の摂取カロリーと消費カロリーのバランスの結果である事はすでに述べたが、これは何を食べて、どんな運動をするかと言う日々の生活、行動そのものを反映するものである。

せっかく頑張ってダイエットを成功させても、それが一時的な我慢によるもので、減った体重に見合った行動様式が定着していないと、結局前の生活・行動様式に戻り、体重も元に戻ってしまう。

記録ダイエットは、カロリーの出入り、体重の増減を日々記録して可視化できる。目標体重に達した後も記録を続ける事によって、行動の変化による体重の変化を常に意識しつづけられ、自然と減った体重に見合う生活が定着するようになる。

目標体重を達成した後は、その体重をキープする摂取カロリーを把握し、運動と組み合わせてバランスをとりながら、食事を、人生を思う存分、楽しめば良いと思う。

次回は、睡眠とダイエットの関係について。