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時速0.1秒で動いているモノに気がつく方法とは?

世界は動いています。地球は回転しているし、風は吹くし。僕も少しずつ歳をとり、あちらの方に着実に向かっています。

大きく速く動くモノは分かりやすい

速く、或いは大きく動いている事象を把握することは、それほど難しくはないのかなと思います。例えば、人が沢山集まっているとか、車がもの凄いスピードで目の前を走り抜ければ、人間はたいていハッと気が付き、しかるべき対応を取ることができます。

ゆっくり小さく動いているモノは分かりづらい

例えば砂浜の浸食とか、ものすごく少しずつ減っていく交通量とか、ごく僅かな気温の上昇などなど、なかなか人間が気づけない領域は世の中にはたくさんあります。それゆえに人間は、なかなか気が付きづらい領域においても、デジタルやテクノロジーを駆使して可視化させ、気が付きやすいようにしてきました。おそらく、タイトルのゆっくり動くモノなどはセンサーなどを設置すれば把握できると思います。地震予知などでプレートの移動を観測する技術や天気予報など、いろいろありますよね?

デジタルやテクノロジーを駆使しても分からないもの

デジタルの領域の深化のスピードは凄まじいです。AIも色んな場面で、バンバン使われるようになりました。とはいえ、まだAIは黎明期です。今僕たちが手に触れられることができるAIやテックは、まだ始まったばかりで人類史上最大の産業革命は既に始まっているというのが僕の認識です。

人間の感情をもデータ化される未来

おそらく人間の感情をもデータ化される未来はもう目前です。自分が何を考えて居るのか、自分が脳から情報を引き出すよりも早く、目前に表示されるような世界はあっという間に訪れることでしょう。

自動車がなかった時代

1769年 蒸気自動車が発明 

1873年電気自動車が発明

世界初の時速100キロ超えはガソリン車ではなく電気自動車でした。1899年のことです。昔のことのようにも思えますが、約130年前の出来事です。

1886年 ガソリン自動車発明

1904年 国産自動車製造第一号誕生

わずか、125年前の出来事です。その後人間の営みは激変してゆきます。この流れと全く同じようなことが、これから起ころうとしています。今は新型コロナ禍関連のニュースだらけです。新型コロナ禍のニュースは大きく、且つ速く動くので気が付きやすいです。

僕は自動車を否定できないのと同じようにAIを否定できない

と考えています。自動車が普及するにつれて様々な社会的課題が発生し、その都度、カイゼンが重ねられ法も整備されていったように、これから足音もなく風も起さず、しかし確実に動いているイノベーションの波を感じながら、僕自身や町の営みを直視していきたいと考えています。

今起こっている産業革命は気が付きづらい

AIだけではなく、これからのデジタルやテックの変化は人間の目に見えづらい気がつきづらいというのがポイントだと思います。変化も例えばアプリのアップデートのように少しづつです。変わってないように感じられるのが特徴かなと思います。だからこそ先端技術から完全隔離した生活を送るのか、或いは触れながら自分とそれらの技術との距離感を常に感じるかの2択かなと思います。

アプリは取り敢えず落とします

それだけで色んなことに気がつきます。しょーもないなと思うこともありますし、面倒くさいなと感じる時も多々です。僕はリアルやフィジカルの方が好きな方ですし。でも、今のデジタルやテックの変化はエグいなって思います。

したっけ、また。



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