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今年はおせちじゃなくて、お取り寄せを

 最近、割烹料理店のご主人何人かと話をしたのですが、みなさん口をそろえて、今年はおせちの出足が早いというのが特徴的でした。しかも去年より単価の高いものが売れているようです。コロナの影響で外食を控える傾向は年末まで続くけれど、家の食事くらいは華やかにしたい、2020年はいろいろなことがあったけれど、豪勢なものを食べてこれを最後に納めたいという思いがあるのでしょう。
 おせちの世界というのは調べると面白く、普通の人にとっては、おせちをどうするか決めるのは10月、11月くらいからですが、実はおせち業界としては年が明けてしばらくした2月あたりから商戦は始まります。昨年の動向を踏まえてどれくらい作るのがいいかを考え原材料を調達、冷凍できるものは春から作り始めます。
 文春マルシェは10月にオープンしたばかりですから、今年のおせち商戦には参加しませんが、年末らしい商品をたくさん取り揃えています。というより、私の周りでは、最近はおせちではなくちょっと豪華なお取り寄せを楽しむ家庭も増えてきています。そんなときにぴったりな商品をふたつほど紹介いたします。

合鴨鍋

 まずは「秋冬限定 一湖房の合鴨鍋」。合鴨のガラでとったスープと刺身でも食べられるほど新鮮な合鴨のロースが主役の鴨鍋は、秋冬限定の商品。鮮やかな真紅色をした鴨ロースはしっとりと柔らかく、加熱しすぎず適度に火が入ったところで引き上げてお召し上がりください。生姜やネギをねり込んだつみれもまた美味。大阪堺の名店、やまつ辻田の粉山椒をお付けしてお届けします。

スモークサーモン

 クリスマスシーズンには「秋鮭のスモークサーモン」はいかがでしょうか。旬の時期に水揚げされた秋鮭が熟練の燻製職人門田和士さんが、豊かな燻製香が広がる贅沢な一品に仕上げました。この燻製は「素材の良さが引き出されるように」と特別に作っていただいたもので、他では出会えない味わい。クリスマスシーズンにシャンパンと一緒にマリネでいただくと、ことのほか合います。 

 今後も年末らしい商品をどんどん追加していく予定です。ことあるごとに文春マルシェを見に来ていただければ幸いです。

 また、楽天ペイでの決済ができるようになりました。新規会員登録時には、楽天IDとパスワードを使用することで、会員情報登録時の手間を最小限にすることができます。楽天ポイントも使用できますし、文春マルシェでのお買い物で楽天ポイントも貯まります。

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