見出し画像

【速報】久米慶勝法主が遷化 大本山くろ谷金戒光明寺

※新聞掲載前の速報です。文化時報2021年6月10日号に掲載予定です。

 浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺(京都市左京区)の久米慶勝(くめ・けいしょう)第75世法主が3日、肝不全のため滋賀県東近江市の昌善寺で遷化した。79歳。密葬は5日午前10時、滋賀県東近江市横溝町1544の正圓寺で、関係者のみで執り行われる。本葬は未定で、金戒光明寺で営む予定。

 1941(昭和16)年9月生まれ。1993(平成5)年総本山知恩院執事、2006年総本山知恩院布教師会会長。15年から宗議会議員を務め、任期中の19年6月に金戒光明寺法主として推戴され、翌月入寺した。

 新型コロナウイルスの影響で晋山式が延期され、今年3月に行ったばかりだった。ステージⅣの肝臓がんだったが、5月16日の法要で導師を務めるなど、健在な姿を見せていた。

2021-06-10 浄土宗・くろ谷金戒光明寺・久米慶勝法主の訃報

晋山式に臨む久米慶勝法主=2021年3月、浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺
【サポートのお願い✨】
 いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。

 私たちは宗教専門紙「文化時報」を週2回発行する新聞社です。なるべく多くの方々に記事を読んでもらえるよう、どんどんnoteにアップしていきたいと考えています。

 新聞には「十取材して一書く」という金言があります。いかに良質な情報を多く集められるかで、記事の良しあしが決まる、という意味です。コストがそれなりにかかるのです。

 しかし、「インターネットの記事は無料だ」という風習が根付いた結果、手間暇をかけない質の悪い記事やフェイクニュースがはびこっている、という悲しい実態があります。

 無理のない範囲で結構です。サポートしていただけないでしょうか。いただければいただいた分、良質な記事をお届けいたします。

 ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


サポートをいただければ、より充実した新聞記事をお届けできます。よろしくお願いいたします<m(__)m>