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国道から離れ過ぎないくらいに遠くへ行く(新松田〜渋沢散歩)

この間どこか遠くへ行きたくなって、でも今そんなには遠くに行けないので、どうしようかと思いました。それでGoogleマップを眺めて考えた結果、小田急線を下って知らない駅で降り、歩くことにしました。

商店街を抜ける

Googleマップを眺めて選んだのは新松田駅というところ。選んだ理由としては、大きな川があったからです。川には惹かれてしまいます。

駅を降りて、まず「酒匂川」という名前の大きな川を目指します。上流では日本酒醸造が盛んらしい。

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大きな川を見て満足したので、渋沢駅の方にひと駅分歩くことにしました。

新松田駅前には小さな商店街があり、名前は「ロマンス通り商店街」。

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ロマンス通り商店街を抜けていきます。

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空き地化した駐車場で、No.31のプレートが気になったので。

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その向かいには美容室。

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人の姿はあまり見えません。

川に沿って歩く

商店街を抜け、大きな道にぶつかりました。国道246号。都心部で言う青山通りです。この場所で246号は小田急線と並行して走っています。あと、川音川という名前の川とも。むしろ、川に沿って246号と小田急線が走っていると言う方が正しいかも。まずはじめに川があった。

川に沿って土手を歩きます。

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このまま渋沢駅まで行けたらいいけど、それは無理そうだったので道路に戻りました。

歩いていくと、道路沿いには大きな工場。

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ちなみにここまでで1時間半くらい。飲み物を忘れたので喉が乾いてどうしようかと思ったところ、自販機が現れました。

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スポーツドリンクを手に入れて、さらに歩きます。でもそろそろ休みたい。できれば川のほとりで。

川音川が、中津川と四十八瀬(しじゅうはっせ)川に分かれるところに着いて、四十八瀬川に降りれました。

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向こうに見える橋は小田急線の線路です。

やってくる電車を待ち構えて撮りました。

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川の真ん中にある石に、石を投げて当てる遊びをしてました。

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愛おしくなってきたスポーツドリンクを撮る遊びをしてました。

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あたりをぼんやり眺めていたら、小さな毛虫が川原の石っころの上に乗っているのに気づきました。木の上から落ちたんじゃないかと思います。毛虫は川原に落ちたらもう生きるのは無理な気がします。

毛虫を観察していたら、なぜか川原の石っころの上から川の水の方に身を乗り出して、水に触れています。どうするのかと思っていると、毛虫はそのうちに川に流されてしまいました。でもすぐに、少し下流の川原の石っころに捕まり、息を切らしながら安全な場所に登っていきます。

毛虫は水に生の匂いを嗅ぎ取っているのかもと思いました。そしていつか永遠に流されるまで、ずっと水の方に身を乗り出すのかもしれません。

ひとりぼっちでずっとそれを繰り返すのかなと思って見ていると、他にも毛虫がいました。同じように木から落ちたのか。少なくとも、ひとりぼっちではなかったようです。

じゅうぶん休んだので、また川沿いを歩きます。

川に別れを告げる

四十八瀬川沿いを離れ、渋沢駅の方に向かいます。お別れ感のある階段を登りました。

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橋の上から川を見ると、夕日が差していました。

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住宅街に入ると、「美容室くれよん」の看板が。

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一応縦アングルも撮りました。

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最後にもう一度川の方を見ます。

遠くにピンク色の看板のホテルがありました。

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国道と小田急線から離れ過ぎないくらいに遠くへ行った散歩はこれで終わりです。帰りは電車のなかで爆睡しました。

(追記)道のりはこんな感じでした。休憩含めて全部で4時間くらい。

Google-マップ


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