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BIRDER5月号の見どころ

特集【春の渡りの愉しみかた】

春の渡りQ&A集
日本で見られる鳥のおよそ半分は渡り鳥です。実は鳥の渡りには春と秋の2つがあることを知っていますか?春の渡りは南の越冬地からから北の繁殖地へ、秋の渡りはその逆に移動します。でも、鳥によって使うルートが違っていたり、旅立ちの時期が違うなど、鳥の渡りはまだまだわかっていないことが多く、鳥の研究の中でいちばんホットな話題の1つです。このページではそんな鳥の渡りについて、誰もが感じる素朴な疑問に答えたり、最新の研究を紹介します。

声で探す 春の渡り鳥図鑑
遠い異国からはるばるやってくる鳥の中たち。誰もが知る人気者はツバメですが、ほかにどんな姿、声の鳥がいるのでしょう? 春に訪れる陸と干潟・田園の渡り鳥の図鑑ページは、姿の紹介のほかに専用ARアプリで音声のを聴くことができます。ページを開いてアプリのカメラをかざせば、気分は爽やかな初夏の山。美しいさえずりと姿を堪能しましょう!

文一ARのダウンロードリンクはこちら!
音声のほか、動画なども楽しめます
▶︎https://is.gd/VSIDXs


連載記事
鳥たちの素敵な名前の物語「#29 ヤマドリ」
あしひきの 山鳥の尾の 垂り尾の 長々し夜を 一人かも寝む(柿本人麻呂)
この和歌を、学校の授業で何度も暗唱しませんでしたか? 和歌に出てくる「山鳥」が写真の鳥です。見れば納得の「長々しい尾」をしています。この連載では、毎回鳥の名前の由来を探っていますが、今回は文学の世界に分け入り、ヤマドリが歌人たちにとってどんな意味をもつ鳥なのか、という点を紐解いています。彼らはヤマドリをどう観察し、この優雅な鳥にどんな思いを託したのでしょうか?

鳥の“都会暮らしはじめました”
「#50 ヤマガラは“街ガラ”になれるか?」
「ヤマガラ爆発」――不思議な言葉ですが、これは実際に起きたミステリーです。今回の主役のヤマガラは「山雀」と漢字で書くように、普通は林など木々の多い場所で見る鳥です。お腹のオレンジ色と、ちょっと鼻にかかったような「ニーニーニー」という声がかわいい小鳥ですが、そのヤマガラが何と都会のど真ん中に現れたのです。同じカラ類で都会暮らしの先輩であるシジュウカラに続き、ヤマガラも都会暮らしを始めるのか、バードウォッチャーが当時大注目したこのミステリーの顛末を紹介します。

バーダー2022年5月号


バーダー2022年5月号特集目次

●春の公園は渡り鳥の休憩所 (一日一種)
●春の渡りQ&A集 (梅垣佑介、小田谷嘉弥、原 星一)
●春の渡り 観察ポイント!(陸鳥編) (富士鷹なすび)
●声で探す 春の渡り鳥図鑑 都会の公園編(松田道生)
●傷病鳥記録で見る意外な訪問者たち (野長瀬雅樹)
●春の渡り 観察ポイント!(水鳥編) (富士鷹なすび)
●声で探す 春の渡り鳥図鑑 (BIRDER編集部)
●SHIZUMANチェアで「チェアリング」鳥見(BIRDER)
●春の渡りのホットスポット 日本海の離島特選ガイド (簗川堅治、岡田成弘、高岡奏多、岡久雄二、富沢直浩、深谷 治、 貞光隆志)

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