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BIRDER3月号の見どころ

特集【シジュウカラ、メジロ、コゲラ】

身近な鳥“再”発見! シジュウカラ、メジロ、コゲラの形の秘密
見本ページの鳥の写真のうち、シジュウカラとメジロは特に街中で見かけたことがある人もいるかもしれません。コゲラは、日本でいちばん小さなキツツキ。気づいていないだけで、林などで耳を澄ませると独特の「ギー」という声と木を叩くドラミングを披露してくれていることに気がつけます。スズメ、ムクドリ、ヒヨドリに続く、身近な鳥たちの魅力とおもしろさをたっぷり紹介しました。

鳴き声の意味が知りたい!シジュウカラ語基礎講座
多彩な声を発する鳥、でもそれはただ鳴いているだけではなく、誰かに何かを伝えるために鳴いているはずです。身近な鳥のシジュウカラが何を話しているか知りたい…そんな疑問に挑戦したのがこの記事で、昨年話題になった鈴木俊貴さんの研究を詳しく紹介しています。その内容もさることながら、バードウォッチャー的に注目なのは、シジュウカラがタカの存在に気づいたときに独自の声を出すことです。その声を覚えれば、探鳥のときにタカを見つけやすくなる、かもしれません。

連載記事

掛川花鳥園出張ガイド #13「ワシミミズクのひまり」
この連載では、掛川花鳥園で暮らす鳥と飼育員さんを紹介しています。今回紹介したのはワシミミズクのひまりと飼育員さんの馬立さん。掛川花鳥園への「入社」はひまりの方が5年も先輩で、馬立さんにフクロウとどう接すればいいのか日々指導しているそう。今回はたくさんのフクロウの眼も比べてみたので、花鳥園に行ったときはぜひ、フクロウたちの眼の色を確かめてみてください。

鳥業界,旬な人対談 #35「川上和人さん」
バードガイドの田中謙介さんが、鳥の業界で話題になっている人と対談し、その人の活動を紹介する連載。今回のお相手は森林総合研究所の川上和人さんで、その人気は鳥業界にとどまらず、今や最も有名な研究者の1人といっても過言ではありません。多彩な活動を続ける川上さんにとって、今回紹介する小笠原は鳥研究の原点といえる地だったとのこと。世界遺産の登録、外来種への対策、新種の発見など、小笠原の自然を守る活動の中心にいる川上さんに、新種オガサワラヒメミズナギドリ発見の裏側を語ってもらいます。

バーダー2022年3月号


バーダー2022年3月号特集目次

●街にもすんでる身近な小鳥3種(一日一種)
●身近な鳥“再”発見! シジュウカラ、メジロ、コゲラの形の秘密(姉崎智子)
●「森の鳥」たちは、いつから東京暮らしを始めたのか?(植田睦之、三木敏史)
●鳴き声の意味が知りたい! シジュウカラ語 基礎講座(鈴木俊貴)
●大人の自由研究〜コゲラの赤い羽を求めて(BIRDER,我孫子市鳥の博物館)
●コゲラ以外は区別できない? 「街のキツツキ」たちのドラミング(松田道生、叶内拓哉、♪鳥くん)
●メジロはなぜ「ウグイス」と呼ばれてしまうのか?(柴田佳秀)
●メジロは本当に「めじろ押し」をするのか?(BIRDER)
●うどんと生き物トークが楽しめる! 手打ちうどん こげら(やなぎさわごう)
●シジュウカラの巣箱は宝箱!「巣箱教室」参加レポ(BIRDER)
●巣箱をかけてみよう!(野長瀬雅樹)

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