見出し画像

BIRDER2月号の見どころ

特集【まるごとエナガ】

巻頭グラビア「毎日かわいい」冬のシマエナガ
今や知名度抜群になった雪の妖精シマエナガ。見られるのは北海道と限られるものの、その人気は留まるところを知らず、多くの人を魅了しています。そんな可憐な鳥に魅了された一人、SNSアカウント「ぼく、シマエナガ。」を運営するやなぎさわごう氏によるかわいい冬のシマエナガ特選グラビア! やなぎさわ氏がなぜシマエナガを追い、毎日シマエナガの写真を投稿しているのかに迫るミニインタビューも掲載しています。

画像1

エナガが育む一年
エナガは身近な鳥の一つですが、どんな生活サイクルで過ごしているのか知っていますか?季節ごとにエナガがどんな行動をしているのを知れば、見たい姿も探しやすくなるはず!幼鳥たちによるエナガ団子春の子育ての時期が待ち遠しいです。

画像2

ふかふか,ぬくぬく,エナガの巣の秘密
エナガは鳥の中でも早い,3月くらいから子育てを始めます。3月と言えば,関東でも雪が降ることがあるくらい寒く,体の小さなエナガの,さらに小さなヒナが凍えてしまわないか心配になってしまいます。でも大丈夫。親子を守ってくれる,保温効果抜群の巣があるのです。その素材は私たちも防寒着に使う鳥の羽,つまりダウンです。この記事では使い終わったエナガの巣を拾い,どんな鳥の羽があったか調べています。親鳥が巣作りに探してきた羽を通して,ヒナへの思いやりが見えてきます。

画像3

連載記事

鳥の形態学ノート #143「ハヤブサ 叉骨」
この連載では,外見だけではわからない,鳥の形の不思議を,精細なイラストで紹介しています。今回はハヤブサの「叉骨(さこつ)」,聞き慣れない骨ですが,「ウィッシュボーン」と言えば,占い好きや車好きはピンと来るかもしれませんね。この骨,鳥には必須のようで,叉骨のあるなしが鳥かどうかを見分けるキーになるほどだったとか。だとすれば,近年鳥の祖先として話題の「恐竜」はどうなのか,恐竜に叉骨はあるのかないのか——科学史をひもときながら,叉骨を巡る奇妙なお話が展開されます。

画像4

ぶらり 鳥見散歩道 レンジャクが集まる古墳群(群馬県前橋市・大室公園)
プロバードウォッチャーの♪鳥くんが各地に足を運んで探鳥レポートを届けてくれる連載。今回のターゲットは「レンジャクがヤドリギの実を食べてウンチをする瞬間」です。ヤドリギの実はねばねばしていて、レンジャクが食べてウンチをすると、ねばーっと糸を引きます。ほかの植物に寄生するヤドリギは、レンジャクに食べられ排出されることでほかの木の枝にくっつき、芽を出すという共生関係にあるのです。ヤドリギに群れるレンジャクを見つけた♪鳥くん,取材は楽勝かと思いきや、思ったよりも空っ風が強くて……

画像5

バーダー2022年2月号

シマエナガ

バーダー2022年2月号特集目次

●なぜエナガはシマエナガほど人気が出ないのか?(一日一種)
●エナガのプロフィール(BIRDER)
●エナガが育む一年(松原卓二)
●エナガは本当にさえずらない鳥なのか?(松田道生)
●ふかふか,ぬくぬく,エナガの巣の秘密(藤井 幹)
●世界のエナガ図鑑〜bushtit of the world〜(松村伸夫)
●シマエナガに会える場所(大橋弘一)
●かわいいシマエナガグッズ(やなぎさわごう)
●冬にぴったり シマエナガのみぞれ鍋(やなぎさわごう)
●羊毛フェルトでふわふわかわいいエナガを作ろう!(つぐみ)
●何度もブームになる,シマエナガの普遍的なかわいさ(高野 丈)

購入はこちらから↓
文一総合出版(通販)
ヨドバシ.com
富士山マガジン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?