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Eテレドラマ『ハルカの光』最終回前に再放送。

NHKのEテレでドラマが始まるというアナウンスを総合で見かけたのが、およそひと月前。そのとき劇中の音楽が流れていて。昨年自分にヒットした映画『ストーリー・オブ・マイライフ  わたしの若草物語』の音楽が使われており、ハッとして見入ったのだった。 そんな、ある種不純な動機から観はじめることに。

そのドラマは『ハルカの光』。主人公・ハルカを演じる黒島結菜さんは、来年前期放送開始予定の朝ドラちむどんどんの主演も決まった。もはや、次の朝ドラが何なのか忘れそう。「次の次、次また次って発表され過ぎてややこしいっ!」と、内なる声が言っている(苦笑)。そういえば『ハルカの光』って、朝ドラ『風のハルカ』(大河で吉沢@栄一の姉を演じる村川絵梨さん主演、お父さんはこれまた大河で藤田東湖役、テレ東さんのバイプレウッドにも出没中の渡辺いっけいさんでした)みたいだね、ってどうでもよい内なる声まで聞こえてきたので朝ドラの話はこの辺で……。

で、『ハルカの光』である。

東日本大震災で被災した経験は、主人公・ハルカと彼女の母親の心に影を落とす。しかし、一年ぶりに漁に出た父親の漁船が放つ漁り火の光に心を救われたハルカは、やがて東京に出て照明専門店で働くようになる。照明オタクの彼女と古舘寛治さん演じる店のオーナーの元には、光に魅せられて毎回ワケありな客が訪れる。

第1話に登場した照明は、フィンランドの建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトが妻と共作したペンダントライト。以降回ごとに名作照明が紹介されるので、教養ドラマとも言える。25分ながらも、照明の物語とともにさまざまな人間模様が展開。その中で、ハルカも心の傷を乗り越えていく。劇中音楽の選曲も好み。質のよいドラマだなあと思いながら毎週視聴している。

そんなドラマが、最終回を前に3月6日(土)~7日(日)にかけて過去4話分の再放送を予定しているらしい。トータルだと2時間弱なので、もしお時間あれば。照明の光にどんどん魅了されていく。録画して、夜ひとりでゆっくり視聴するのがおすすめ。

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