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ドキュメント・オブ・ドキュメント 前編 憧れは表現と人間力から

思い出の日から1週間経ってロス状態が続いている神龍です。

僕の通う養成所では月1でSMPという力試しの場があり、7/14に開催されました。SMPの話もしたいのですが、それに加えて今回の撮影中の思い出やエピソードを番外編として記載するので、SMPの流れや最終的にどうなったかと言うのは明日をお楽しみに!

SMPのテーマは「ドキュメント撮影」と言うものであった。
僕の取材対象者は高校のクラスメイトであり、現在はフリーの女優として活動しているナオ(仮名)。

対象をナオにした理由
・ナオは女優として活躍しており、表現者に憧れていたものの、夢を諦めた僕とは正反対であり、ナオがどんな気持ちで表現をしているのかを知りたかったから
・昔ワタナベミュージカル芸術学院に通っており、ワタナベ繋がり+校舎に行くことでどんな反応をするのかを見たかった

7/8AM10:00に撮影を始める事を約束するも、撮影当日トラブル発生

何とナオが寝坊しました笑

時間に余裕ができたので、撮影場所の下見と質問内容の確認を行い有効活用しました。
それから1時間後、ナオと合流して、撮影開始
道中ではなぜお芝居を始めたのか、子供の頃はどんな人だったのかを聞き、順調にインタビューは進んだ。

その後昼食として韓国生まれのドーナツを食べた。この時に高1の恩師に会っており、ナオの舞台に見に行っている事を知った。
ナオは最近まで役者を続けようか悩んでいたが、恩師に会い食事を通じて自分のやりたい事は何なのかを改めて確認して役者を続けようと思い直したとのこと。恩師が担任だったのは1年間だけだったが、改めて恩師の生徒への情熱を感じた。

BONTEMPSのドーナツ


次にカラオケに向かい、ナオの歌うシーンの撮影。「愛をこめて花束を」、「Part of your world」など4曲を熱唱した。ナオの歌を聴くのは久しぶりだったが、その歌唱力に引き込まれた。

その後はレンタルスペースを借りて、ナオが実際に使った台本を見たり、ナオのダンスを見たりとナオの特技を存分に撮影した。
途中でナオと一緒にお芝居とダンスをしたいとお願いをして、2人で簡単なお芝居をしたりSome Nightsを踊ったりと有意義な時間を過ごした。

撮影場所
Studio mine


レンタルスペースを出てからはなぜナオはワタナベに通うようになったのか、そこでのエピソードを聞いた。
僕の知るナオは明るく、舞台で堂々と表現をしている部分しか知らなかったものの、ナオはワタナベで思うようにいかない事が多く悩む事があった。また、体調を崩す事もあったと知り、ナオの苦悩や知られざる裏側を知ることができた。

最後はワタナベに到着。
ナオにとっては3年ぶりのワタナベとの事だったが、ワタナベを前にして「お世話になった教務や講師の方に私は卒業生と胸を張って言えるような女優になる」と意気込みを誓い合った。

ナオにとっても神龍にとっても
ワタナベは自分を育ててくれた場所


撮影はこれにて終わり、急遽ナオは次の予定が入ってしまったため、ここでお別れに。
別れ際にナオの両親へのお土産とナオへの感謝の印として粗品とオレンジのバラを贈り、喜んで貰った。
色々話したい事、伝えたい事があるから、運命の日の9/8の前にもう一度会いたいと約束をしてナオと別れた。

僕に取ってナオは「憧れの表現者」という人柄であったが、今回の撮影を通じて、ナオの高い人間力を知る事ができた。

この貴重な素材を活かして、SMPで高評価を得られるような作品を作ると胸にして僕は編集に励んだ…
(中途半端な作品だと協力してくれたナオにも失礼)

ちなみにオレンジのバラの花言葉は「絆」、「信頼」
これからも僕はナオを応援しています!



おまけ
ナオの名言
・昔と今で同じ環境がいいとは限らない
・売れるためより本当にやりたいから私はやり続ける
・お客さんのために私は踊れる
・共演者はライバルではあるけれど、皆んながいないと伝えたい事が伝わらない

同じ23歳とは思えない…

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