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中小企業エンジニア学習日誌ークラウドエンジニアに短期間でシフトした話

こんにちは、ぶんです。
今回はここ最近の話を書いていきます。

わりとありそうな話なので、記事にしてみることにしました。

自己紹介はこちら

学習日誌まとめ↓

ソフトウェアエンジニアからクラウド運用へシフト

最近、クラウドリソースなどを管理・運用していたエンジニアが辞めることになりました。

うちは小さな組織だったのですぐには新任者を雇ったりすることができず、私がその穴を埋めることになりました。

しかし、その時私は大型プロジェクトにソフトウェアエンジニアとしてアサインされていました。

ですので、学習期間はゼロ。
(リリースギリギリまで開発もあったため)

ですが、ユーザーの増加への対策としてのサーバー増強、上記のリリースの担当をせざるを得ませんでした。

何を学習していったか?

ここからは、約一カ月のシフト期間
(※この間もソフトウェアエンジニアとして開発をしています!)
にて、どう学習したか記載します。

インフラ・運用をざっくり学習

まずは、概要レベルでどんな仕事をするものなのかを調べることとしました。

参考にしたのは、以下の書籍です。

インフラエンジニアの教科書 https://amzn.asia/d/4TCsoIJ
←クラウドはあまり関係ありませんが、基本的な考えが載ってます。

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ‾スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) https://amzn.asia/d/im9NY7o
←非常に良いです。サービス構成・運用の基礎的な技術の習得に最適です。

インフラデザインパターン ── 安定稼動に導く127の設計方式 WEB+DB PRESS plus https://amzn.asia/d/95UmUf7
←設計の本です。案外こういった情報が少なく、とても困っていましたので、有益な一冊だと思います。

各種ミドルウェアの学習

Docker化されたアプリケーションを、いくつかの仮想マシンにデプロイする方式でした。

なので、まずはDockerをはじめとするツールを学習しました。

Webサーバーや構成管理ツールもあわせて学習しています。

ここらへんは、ご自身の環境に合わせて学習すると良いでしょう。

私はDockerやNginxなどを学習していました。

インフラのコード化

私の前任者は、GUIコンソールからクラウドリソースを操作していました。

そのため、似たような操作・設定変更でミスが起きてしまい、さまざまな問題が起きていました。

そこで、時間はないものの、コード化に踏み切りました。

実践Terraform AWSにおけるシステム設計とベストプラクティス https://amzn.asia/d/2JeBRgZ
←AWSの例になりますが、他のクラウドプロバイダーでも適用可能だと思います。terraformは公式ドキュメントも揃っているので、問題ないでしょう。

初めてのAnsible https://amzn.asia/d/ehnOW5C
←ミドルウェアのインストールに利用しました。手動でやっていた部分を完全自動化しています。

クラウド技術についての学習

環境としてはAzureを利用していました。
こちらの学習もしています。

Azure定番システム設計・実装・運用ガイド 改訂新版 https://amzn.asia/d/0PfQ3vh
←私はAzureユーザーのため、こちらを利用しました。

結果としては…

無事にそれなりの規模のリリースを行うことができました。

学習期間も短いなか、なんとかおさめ切った形になります。 

成功要因

これらがうまくいった要因ですが、インフラ構成のコード化・スクリプト化を頑張って進めたことにあったと思っています。

→実践編で記載します。

次回

どのように学習をしたかを記載したので、今度は実践編を書こうと思います。

クラウド・運用エンジニアとしての仕事の進め方をまとめようと思います。

サポートいただけますと幸いです。さらなる励みにして精進します。