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秋田杉を見に行った

自閉症の息子と行くアウトドアを書いています。
ですが、最近出張が多く、なかなか遊びに行ってあげられません。

もともと息子とのアウトドアは単に自分が行きたいだけなので、出張先では一人で行っています。

今回は、秋田県能代市の二ツ井町にある「仁鮒水沢スギ希少個体群保護林」を見に行きました。

駐車場からちょっと歩いたところに案内がありました。
大きいスギの個体には名前が付いているようです。

スギの人工林はたいてい樹高が20~30mぐらいなのですが、ここでは、40~50mのスギがいたる所に生育しています。

スケールが無くて写真では伝わりませんが、普段目にするスギとは大きさが全然違うので、自分が小人になったような錯覚を覚えます。

林内は水が豊富で、湿潤を好むスギにとって良い環境であることがうかがえます。

日本一の秋田杉です。
高すぎて、上の方は良く分かりません。

あれっ、「日本一の秋田杉」じゃなくて、「秋田一の杉」じゃないの?という疑問がわきました。後で調べると、当初、樹高においてほぼ日本一だと考えられていたが、後年厳密に計測すると、別に高いスギがあったので、「日本一の秋田杉」に変更したと思われます。。

ちなみに、現在、スギ(Cryptomeria japonica)の樹高日本一は、京都市の花脊にあるそうです。

まあ、日本一かどうかはさておいても、屋久島などともに、これほど立派な天然スギ林が残存していることはかなり貴重だと思われます。にもかかわらず、土曜日の昼頃に私以外誰もいませんでした。

こんな幻想的なところを家族で歩いて、息子に何か感じてもらいたいと出張先から思いました。。

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