BUN−1 グランプリ

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BUN−1グランプリ2024ノミネート作紹介⑤

『#真相をお話しします』結城真一郎 新潮社【累計50万部】【本屋大賞ノミネート】 メディア騒然の超話題作、令和最強のミステリー‼ 【書店員から、ここがおすすめ】 短編集なのですが、1冊を一気読みするくらい面白く、読みやすかったです。 どのお話も最後にゾクっとさせられましたが、 個人的に「ヤリモク」が一番ゾクっとさせられました。 【出版社からひとこと】 社会現象とも言える大ヒットとなった本書の最大の特徴は“動画感覚"のミステリーであること。YouTube動画のような掴みやテ

    • BUN-1グランプリノミネート作紹介④

      デビュー作にして数々の文学賞やランキングを席捲した 破格の傑作ミステリ! 『屍人荘の殺人』今村昌弘 東京創元社 【書店員から、ここがおすすめ】 我々マニアが泣いて喜ぶガジェットに彩られたシン・本格ミステリ。 示された情報全てが気持ちいいほどにピタリとはまる終盤の展開はまさに圧巻。 初読時の衝撃はそれはもう筆舌に尽くしがたいものがありました。 【出版社からひとこと】 えええぇぇ!!という衝撃の出来事から密室となったペンションで起こる連続殺人……おっと、もうこれ以上は。とに

      • BUN-1グランプリノミネート作紹介③

        「塞王の楯」(上・下)今村翔吾 集英社 第166回直木賞受賞作!「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描いた、究極の戦国小説! 【書店員から、ここがおすすめ】 堅苦しさや難解さを極力抑え、魅力的なキャラ付けや心理描写、ダイナミックな戦術や情景など、 徹底してエンタメとしての読みやすさが追求されています。 普段は歴史・時代小説にまで手を出さない方にこそ、是非お届けしたい作品です! 【出版社からひとこと】 大津城を舞台に、石垣職人“穴太衆”と鉄砲職人“国友衆”の対決を描いた歴史

        • BUN-1グランプリノミネート作紹介②

          少女たちは本の世界を冒険する!胸躍るファンタジー。 「この本を盗む者は」深緑野分 KADOKAWA 【書店員から、ここがおすすめ】 読むのが楽しくて仕方なかった。自分の中で勝手に映像化して 主人公たちが動き出して久々に子供のころのウキウキワクワクの読書体験をさせてもらいました。 読書ってこうでなくちゃ!! 【出版社からひとこと】 本が苦手だったあなたと、本を愛するあなたのために。 本の町・読長町の書庫から蔵書が盗まれた。発動した呪いにより物語に侵食されていく町を救うため

        BUN−1グランプリ2024ノミネート作紹介⑤

          BUN-1グランプリノミネート作紹介①

          『お探し物は図書室まで」青山美智子読書の醍醐味がぎゅっと詰まった1冊 20日からはじまったBUN-1グランプリノミネート作。本日から10冊への推薦コメントを紹介します。1冊目は青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)です。 【書店員から、ここがおすすめ】 不思議な力を持ち人生の気づきある本を示してくれる司書の小町さん。 短編集で読みやすく、また時間を空けて読み直してみたいと思う1冊です。 優しく包み込んでくれるゆりかごのような安心感があります! 【出版社から

          BUN-1グランプリノミネート作紹介①

          BUN-1グランプリ2024 ノミネート作発表

          ノミネートの10作をお知らせします。大田丸書店員など257人による175の候補作から選ばれた10冊だけあって、どれも本当におすすめできる本ばかり! まずは1冊だけでも、大田丸参加書店でお手に取っていただけたら嬉しいです。画像の看板も各店に続々と置かれる予定ですので、目印にしてください。

          BUN-1グランプリ2024 ノミネート作発表

          BUN-1グランプリ小冊子ができました!

          BUN-1グランプリ小冊子ができました!

          BUN-1グランプリの概要です

          賞の概要 BUN-1グランプリは全国大田丸加盟12法人全書店員の投票だけで選ばれる賞です。 対象は文庫本。 そして、作者が紙の本でのデビュー15年以内の現役作家の作品、ジャンルは国内小説です。 大田丸書店員及び出版社社員の自薦図書、他薦図書のなかから投票を行い、期間中に最も売り伸ばした作品をグランプリとする、ガチンコ対決です。 なぜ文庫なの? 文庫は誰もが手にしやすいために、幅広い読者の方に読んでいただけます。また、単行本での初出時販売データがあるため、現場書店員

          BUN-1グランプリの概要です

           文庫全国頂上戦 BUN-1グランプリ

          初めまして(株)大田丸です大田丸とは? 大田丸は全国の地域に深く根ざした書店同士が、連携、協力することで、地方書店が「知の拠点」としてその地域での役割を果たし続けることを目的に2011年に設立されました。 「書店」がこれからも人々の生活にとって身近で必要な存在として、人間の成長に寄り添っていける文化の拠点としてあり続けられるよう、書店同士が連携し、協力する場としてさまざまな活動を続けています。 大田丸はBUN-1グランプリを始めますBUN-1グランプリは、大田丸約120店舗

           文庫全国頂上戦 BUN-1グランプリ