Google Cloud Next Tokyo ’24に参加してきました
はじめに
こんばんは、Buildサービス部の鈴木です。
9月になり、ようやく暑さも落ち着いて秋に入り始めましたね。
最近は夜はけっこう冷えるようになりましたので、風邪をひかないように注意してください。
さて、先日の8/2(金)にパシフィコ横浜で開催されていたGoogle Cloud Next Tokyo ’24というイベントに参加してきましたので、その参加レポートを書きたいと思います。
Google Cloud Next Tokyoとは?
概要
Google Cloud Next Tokyoは名前の通りGoogleにより主催される大規模なオンサイトイベントで、Google Cloudサービスによる最新のクラウド技術や生成 AI ソリューションを紹介しています。
また、会場では関連企業によるセッション、展示会、デモが行われ、ビジネスのチャンスを見つけられる良いネットワーキングの機会にもなっています。
展示物
Google製品の紹介
今回は世間でも話題になっている生成AIがやはりトレンドとなっており、Googleの生成型人工知能チャットボットAIのGeminiやVertex AI関連の展示が多かったです。また、その他にもBIツールのLooker、データウェアハウスプラットフォームのBigQuery、Googleが開発したOSのchromeOSといった展示がありました。
以下が展示例になります。
Geminiによる生成的推薦とRAG
Geminiで実現する動画メタデータの自動生成
Geminiによるデータ分析の効率促進
Vertex AIのImagenによるテキストからの画像生成
Google製品をサポートするサードパーティ製品の紹介
Google Cloudのサービスだけでなく、それらをサポートするサードパーティによる製品の展示もありました。
弊社CTCもGoogle Cloudによるインフラ構築、運用のサポート支援サービスを紹介する展示を行いました。
セッション
Goole Cloud Next Tokyoでは、ブースによる展示以外にもGoogleにより主催される基調講演や、協賛各社によるブレイクアウトセッションがありました。
自分は以下のセッションに聴衆として参加しました。
リアル エンターテインメント事業におけるデータ基盤の取り組みの紹介(株式会社バンダイナムコアミューズメント、株式会社バンダイナムコネクサス)
会社統合後の事業再編によるシステムデータのサイロ化を、BigQueryを用いて上手くデータ統合を行ったことを紹介していました。子育て中のママ・パパを応援!NTTドコモが提供する子育て応援アプリ "comotto for Supporters" での Google Cloud 活用術
(株式会社NTTドコモ)
NTTドコモが提供している子育て応援アプリ「comotto for Supporters 」の、プロダクト開発/運用を実施していく中でのGoogle Cloud活用事例を紹介していました。Google Cloud を用いたソフトウェア開発の内製化組織の早期立ち上げの実現
(株式会社EARTHBRAIN)
2021年の発足時はソフトウェアの開発を外製していた組織が、Google Cloudを用いて、如何にして内製化組織の早期立ち上げを実現したのかを紹介していました。
ラーニング ラボ
Google Cloud製品を実際に触って使えるようになるハンズオンのセッションも行われており、初級・中級者向けのプログラムが組まれていました。
おわりに
今回、イベントに参加して、生成AIのトレンドはGoogleもご多分にもれず注力していることや、クラウドサービスを用いて各社が色々なサービスの提供を行っていることを実感することができ、展示会やセッションで色々と学びがありよかったです。
Google Cloud Next Tokyoは毎年開催されており、来年は東京ビッグサイトでの開催予定とのことです。
また、Google Cloud Next Tokyo以外にもこういった展示会・見本市は他にも国内にも海外にも存在し、オンラインで参加できるものもありますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。