花嫁衣装で拍子抜け
突然ですが、婚約しました。
婚約自体は8月に。
それからこそこそといろいろしておりまして、
ついに来週引っ越しで、再来週入籍予定です。
12月に身内だけのささやかな結婚式をします。
コロナでどうなるか分からない昨今、もう全部年内にやっちまおうぜ計画です。
式ではウェディングドレスだけ着るので、
せめて和装で写真だけでも撮ろうと思い、先週選びました。
今日はその衣装選びの話。
というか、前撮りの話。
ウェディングドレスはもちろん真っ白で、シンプル婚故に衣装替えもないので、せめてと思い和装はカラフルに色打掛を希望。色打掛は若い人が着るもの…とどこかで聞いたけど、悔いが残るよりマシだと思い年甲斐もなく選んでみました!
一生に一度だし、コロナで新婚旅行さえ行けないんだから良いじゃないか!とこじつけの理由で。
そして、私の中で和装といえばこの方です。
みおいちさん。日本語教師でありながら着物講師でもある凄い方。
プロポーズを受けた瞬間から、「和装を選ぶときは絶対みおいちさんの記事を参考にしよう」と勝手に心に決めておりました。
また、凄い偶然にも、その頃にちょうどこのみおいちさんがものすごく勉強になる着物の文様記事を公開してくださったのでひっそりお勉強しておりました。
そして、その知識を持って挑んだ本番(衣装選びの日)。
自分では吉祥文様が見つけられない事態発生。
鶴とか亀が縁起がいいのはもちろん知ってるんですが、お花がね、どれがどの花なのか分からないというアホさです。
貸衣装屋さんの安いプランだから仕方がないんですけどね、
個人的にアレっ?と。苦笑
周りは私がそんなの考えているなんて知らないので、普通に羽織ってみて似合うものを勧めてきます。
せっかくだから縁起のいい文様を身につけたいのに、それがどれだか分からないとは。
これだから素人はやーねー(恥)
ちなみに、色も迷いました。
個人的に和装をするのは大学の卒業式以来。外国で浴衣を見せるために着たことはありますが、そんなのカウントにならないし。笑
その時の私の振袖は赤だったので、ここでは赤以外が良いと思い、お願いしました。さらに前の七五三も赤い着物でしたし。
すると「うち、赤が多くて…」と、コーディネーターさん。
あらぁ…まぁ、色打掛って赤多いですもんね。でも赤以外もゼロではない。多くはないですがその中から選びました。
オレンジ
黄緑
黄色
…
見た感じの印象では黄緑が鮮やかで上品な感じがしたので良かったんですが、私が着てみると、
何か銀座のママ感がすごい。
どう考えても清廉潔白な感じがしない。
おいおーい
ということで却下。
オレンジも色のわりに顔映りが良くなく、なんか違う。
鶴がいっぱい飛んでいて縁起が良さそうでしたが、周りが、「あんたの顔にこれだけの鶴はククドイ」。クドイとな!?薄顔なのに…
作りがいちばん豪勢ということで試しに着てみた赤も、私の「また赤…」という思いがだだ漏れていたのか、ギャラリーも含めて「それじゃない」。
じゃあ、黄色か?と思い、羽織ったら瞬間的に全員で「あーこれだ」。
最初見た時にいちばん作りが安っぽく見えたんですが(苦笑)、顔がいちばん華やかに見えたそうだし、私もその意見に納得したので決定。
鶴とかハマグリなどは一切なく、ランやユリなどたくさんの大輪の花がばーんばーんと描かれているデザイン。
コーディネーターさんが「このデザインは長身の方しか着られない、大きな柄が特徴です」。
そうですか。ではこの迫力に負けないように私も気合入れて着ますわ。
しかし、せっかく勉強した知識はなんだったの…みおいちさんスミマセン、と思いながら、とりあえず無事衣装決定。
くそー、もっと着物勉強したい!今回はどれがいちばんいい着物なのかもよく分からなかった(悔)
そして、本日本番。
メイクさんの腕のおかげでいつもの3割増しになりました✨
ちなみに彼173cm、私172cmと、身長差が1センチしかないので、草履を履いたら私の方が大きかったです。苦笑(私は下駄の高さがプラスされて180センチくらいになりました)
世の中の女子と居たら背が高いのに、私と並ぶもんだからそう見えなくてすまんねぇ、年齢も私が上なのにすまんねぇ。
3割増でも美人にはなれずorz(写真は見学に来た母が撮影)。そして、普段からネイルしてないからネイルすることも忘れていました。さらに、微妙にゆきが短い気が…?気のせいか?
いろいろ抜け抜けの撮影になりましたが、メイクさんに「和装に向いた体つきですね」と言われたことだけは喜んでおこうと思います。
恵まれない日本語教師に愛の手を…!いただいたサポートは更なる教材研究に使わせていただきます。